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(回答先: 本当に必要なのは中高年のフリーター対策(日刊ゲンダイ) 投稿者 天魔降伏 日時 2005 年 5 月 15 日 14:18:56)
統計から読み取れるのは、
@ バブルが崩壊した1998年以降、それまでは年間2万5千人以下で推移していた自殺者数が一挙に3万3千人弱まで跳ね上がり、それが今日まで続いている(この統計には含まれないが、昨年度は3万5千人を上回る)。
A 職業別では、無職者が全自殺者数の半数を占め、次いで被雇用者が無職者の自殺者数の半数に上り、3番目に自営業者が被雇用者の自殺者数の半数に上っている。
過去20年間一貫して、管理職は最も自殺者が少ない。経済的に豊かで精神的にもストレスの少ない環境では、人は滅多に自殺しない傾向を見せる。
B 年齢別では、60歳以上が全自殺者数の1/3強を占め、次いで50歳台が同じく1/5強に上り、3番目に40歳台が同じく1/7強にに上っている。
調査年度に係わらず、年齢に比例して自殺者が増加する傾向を見せる中でも、60歳以上の自殺者が際立っている。
C 性別では、男性が全自殺者数の3/4弱を占め、各年代を通じて男性の自殺者は女性のそれを上回る。
50歳台では、男性の自殺者数は女性のそれの3.5〜4倍で、最も男性の自殺比率が高い。50歳台に較べ60歳以上では、男性の自殺者数はそれほど増えないが、女性のそれは50歳台の2.5倍に上っている。
■ 自殺者数の年度推移
■ 職業別自殺者数の年度推移
■ 男女別・年齢層別 自殺者数
▼ 平成15年中 男女別・年齢層別 自殺者数
▼ 平成10年中 男女別・年齢層別 自殺者数