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(回答先: 「で、どうすれば良いというのでしょうか?」と他人に聞かず個人の良識を貫くべきです。 投稿者 TORA 日時 2005 年 5 月 12 日 19:09:18)
>TORAさん お忙しい所回答して下さいまして感謝致します。
「個人の良識を貫く」というのは確かに一つの方法論です。
しかし、個人的な解決策であり、しかも、貫く個人にとっても、様々な不利益に繋がる可能性は高いです。(仲間はずれ、昇進への不利などを不利益と考えるのは主観でもあるので、不利益と思わない人もいるでしょうが、一般的には不利益と思う人が多数でしょう。)
一匹狼的な「変人」と思われ、最終的には転職する事になる可能性が高いでしょう。
希望退職までの暫定的就職と割り切れば、ある程度働いた後の「資金貯蓄的、一時の仮就職」として「脱サラ後のベンチャー企業設立の糧」とする考察も成り立ちます。(自衛隊に就職する人は、その様な考えの人が多いとも聞きます)
まあ、修行兼貯蓄の意味合いですね。
その様に割り切った考察でない限りは「個人の良識を貫いて得られる利益」と「それによって被る不利益」の損得をしっかり考察する必要がありますが、それは棚上げしたとしても「その職場はほとんど改善されません」(ただし、態度で抵抗する人の登場に追従する人が増えれば、結果的に改善される可能性はあります。が、影響が出始めた時点で解雇も無いとは言えません。)
マーフィーの法則に従えば「起こる可能性のある不幸は起こります」
今回のJR西日本の事故も「いづれ、今回のような事故が有っても不思議ではない。」と思う人は思っていたでしょう。しかし、誰も改善しようとしなかったのです。事故の起こる要因があり、それが改善されずに放置されるのですから、マーフィーの法則が生きる事になります。
自分だけは勤務時間を適正に守る事により「孤立」してしまっては、逃げた事になるのでは無いでしょうか?
それでも、資本階級の奴隷と化してしまうよりは数倍はマシでしょうが・・・
まあ、最終的には、個人の判断に任せるしかないのは事実ですが、社会のシステムを変える方向で考察していかないと、日本国家自体が「マーフィーの法則」に飲み込まれることになるでしょう。