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(回答先: 【「国籍」制度は誰のため?】国籍法規定は違憲 比女性と日本男性の子の国籍認める【朝日】 投稿者 傍観者A 日時 2005 年 4 月 14 日 03:06:39)
素晴らしい判決だといいたい。しかし、この国籍と家族の絆の問題は、どの国にもあって、複雑な様相を見せている。
ここには、家族皆日本人と言う人が多いだろうから、あまり考えないかもしれないが、この問題は奥が深く、家族とは、親子とは、国籍とは何か、根本から考え直さなければわからなくなる問題なのだ。
まず、国籍法や、移民法より、基本的人権が尊重されなければ、ならないと考える。
では家族における、基本的人権とは何か。
今回の判決によると、家族の絆は、婚姻などの法律とり優先したが、血の繋がりが、親子の絆とは、認めていない。
女性が外国人で、父が日本人の時、父が責任など取る気もない場合、どうなるか。この女性は、日本人の父親の子供をかかえて、こどもとともに国を追い出されることになる。どのようなビザを持っているかによるが、基本的な福祉や援助が全く受けられないからだ。
貧しい国からきている女性は、妊娠しても 子供を産むのをあきらめているのだろう。
つまり、かなりの女性が、堕胎していると考えられる。
政府の言い分はきっとこうだ。それで、国籍取得を許すと、多くの 母子家庭をかかえることになり、そんなことで、お金を使いたくはない。又、そうすると、男性側も、まあ、日本に住めるんだから、福祉もあるし、等と思い、罪悪感がなくなり、平気で、妊娠させるという事も 考えられる。(これは、想像です。私は女性なので、ちょっと、わかりませんが)
しかし、一番の問題と政府が考えるのは、日本国籍取得の手段に使われることになるからだ。
外国人男性は使えない手だが、女性には、特に経済的にいきずまった女性が、日本に残る為、おそらく、この手を使うだろう、と政府は考えいるだろう。 私もそう思う。
絶対に使う。外国に長い私は、色々な人を見ているが、多くの人は、もう、法の網の目をくぐって、又は、法を利用して、とにかく 必死に永住ビザを取ろうと頑張っている。
だから、もし、子供の血のつながりで、国籍を許し、その流れとして、母親に永住をゆるすとしたら、多分、堰をきったように、永住外国人女性はふえるだろう。 もう、女性にとっては、最後の手段だ。
ここまで、考えて、皆さんは、どう思いますか?
後で、これとは、矛盾する法を紹介します。