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(回答先: ジェンダーフリーの元祖はやっぱりマルクスとエンゲルス 男女共同参画基本法や人権擁護法案の真の狙いは? 投稿者 TORA 日時 2005 年 4 月 09 日 15:27:21)
TORAさんの投稿で、なぜ勝共連合がジェンダーフリーを目の敵にするのか分かりました。
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/453.html
にあるように、統一協会の教祖の一存で結婚を決めるのに邪魔、なんて大袈裟なものではなかったんですね。「全ての憎悪をボルシェビズムに結びつける」反共思想の伝統でしたか。
過去ログ中に
http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/311.html
『現代フェミニズム理論の源流は先住民における女性の社会的地位の高さについての18世紀白人女性である研究者ゲイジやスタントンなどの先住民コミュニティーに住み込んでおこなったフィールドワークにあります。彼女たちは米国憲法内で女性選挙権のための社会運動を担いました』
とあるように、西欧の男女同権はアメリカ民俗学が源流で、インディアンの「原始共産」が手本みたい。
しかし、二世乃朋さんの
http://www.asyura2.com/0411/idletalk12/msg/963.html
で紹介された「よい子の社会主義」を見たら、
『「ある社会における女性解放の程度は全般的解放の自然的尺度」ってのは、エンゲルスのお気に入りのフーリエのフレーズだけど、マルクスは女性解放を綱領に入れたアメリカのグループを、第一インターナショナルから除名してたりしてる。一方エンゲルスは「家族・私有財産及び国家の起源」をマルクスが死んでから出版してる。』
とある。マルクスはセクシズムでエンゲルスがフェミニズムのようだ。石井氏はエンゲルスの言葉をマルクスからのものだと思っているようだが、男女同権に関してはマルクスのものじゃなく、フェミニストと結婚したエンゲルスのオリジナル(フーリエのパクリ?)のようだ。
マルクス、エンゲルスより前にフェミニズムがあって、エンゲルスによって共産主義とフェミニズムが接近したとすればいいのに、いや、そのように半分書いておきながら結論が、フェミニズムはマルクス、エンゲルス思想だ、と書くところが「全ての憎悪をボルシェビズムに結びつける」産経正論の正論たる所以なんですかね。しかし、これでは女性解放を掲げた石橋湛山も共産主義者にされちゃうな。