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(回答先: 昭和46年 投稿者 ヒゲダンディ 日時 2005 年 4 月 09 日 01:05:30)
ヒゲダンディさん、素晴らしい理念の会社ですね。
日本での年齢差別(もしかして、社会人のほとんどは「差別」と認識しておらず、
「老人をいたわっているつもり」なのかもしれませんね。体の弱った老人を強制的に
働かせるというならともかく、自発的にやりたいこと、できることをさせないことの
どこがいたわりか・・・)が、絶望的なまでに蔓延している中で、一縷の光を見た思
いです。
先進国の中で最も人権意識が低く、古い体質を改めるのが苦手な日本も、これから
認識を変えていかなくては、今後大変なことになりかねないと思います。
特に、最近は高齢化社会になりつつあるにもかかわらず、今後年金が支給されなく
なりかねないという危機的な状況が露呈しつつある今こそ、ヒゲダンディさんのよう
に優れた会社経営を行おうという積極的な意識改革が「絶対的に」必要なのでは、と
いう気がしています。
行政や政府にも、もっと訴えていかなければならない最重要な課題のひとつかもしれま
せん。
女性にしても、これから産休をとる若い女性より、ずっとキャリアを重ねてきたり、
子供を育て終わったりした責任感のある年配の女性の方が雇う側もずっと楽なので
はないか、と思ったこともあります。知人に起業サポートをして実績をあげている
男性がいますが、主婦などの女性の方が、細かい目配りがきき、地域や生活感覚に
も根ざしているケースが多いので、長年サラリーマンを勤め上げてきた男性よりも
ずっと成功率が高い、という話を伺ったことがあります。また、仕事を頼んでも
てきぱきとこなす人が多く、これからの鉱脈だというようなことを言っていました。
今は以前よりは少なくなりましたが、やはり若い女性の多くは、結婚前の腰掛と
いう認識で仕事をする傾向があると思うし、雇うほうもそう思っていることが
多いのか、お茶汲みコピー取りに徹させてしまう傾向がまだあるようです。
それでも、若い女性の方が、年配の女性よりも扱いやすいし雇いやすい、何より
殺風景なオフィスに花を飾りたい、そのためには年配の女性ではちょっと・・・
という意識の会社が多いのではないでしょうか(面接などで人を見る目が低い、と
いうこともあるかもしれません)。
女性差別の問題も、年齢差別と密接にからんできていると思います。
本当に、日本はこれから欧米に負けないような「ジェネレーションフリー」な社会に移
行していかなければ、今後の年金危機も乗り越えられないのでは。
なお、前に書いた文章を若干訂正します。
>障害者(知的障害、体躯麻痺なども含む)を積極的に雇い入れている店舗なども多い
ようです。
の文は、
>雇用難の折も、各年齢平等に敷居が高くなるという感じがしました。
の直後に書いたつもりでした。
失礼しました。