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「石原カード」傷付き… (スポニチ 6/8)
東京都議会の追及で側近の副知事更迭に追い込まれた石原慎太郎東京都知事。新人事業を提出し、騒動は一応の決着をみることになったが、その裏で、永田町では一時、「知事職に嫌気がさした石原氏が衆院東京4区から出馬するのでは」との噂が飛び交った。
というのも東京4区は石原氏の衆院議員時代の選挙区。しかも、強制わいせつ容疑で逮捕、不起訴になった自民現職の中西一善前衆院議員が議員辞職し、現在は空白区。さらに同選挙区の補選実施を妨げていた同区の選挙無効訴訟に対し、秋にも最高裁判決が出る見通しとなり、補選が10月の統一補選に間に合う可能性が高まった矢先だったからだ。
石原氏といえばこれまでにも永田町では、国政選挙のたびに「石原新党」待望論が浮上し、石原氏が衆院議員に復帰し、衆院選後の首相指名政権で首相の座につくといったシナリオがしばしば語られてきた。「石原カード」は永田町では、政界再編話の切り札的存在だったのも事実だ。
しかし、石原氏は記者会見で知事続投を明言、東京4区出馬話は幻に。そればかりか、今回の騒動で石原氏のイメージに傷がついてしまった。
自民党内からも「これで国政復帰は難しくなった」(幹部)との声も出ており、永田町では今後「石原カード」は使いにくくなりそうだ。
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