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浜渦副知事の偽証による辞任問題に対しての責任の取り方で、石原慎太郎がいかに無責任で傲慢な政治家であるかが明らかになった。日本人はそれを今頃になって理解するほど政治感覚が弱っているが、それを見破ってズバリと指摘している中国人がいて、さすがに炯眼の人は凄いと痛感したインタビューが「賢者のネジ」という本にあった。そのさわりの部分は次のような対話であり読んでいて、こんな男を25年も代議士に選んだだけでなく、都知事にしていることに対して実に恥ずかしく思った。
引用開始
藤原:その通りですよ。小泉が60代だといっても明治160歳で、頭の中はアナクロニズムで凝り固まっていて、未来や理想を語る柔軟な頭脳がありません。また、若さを売り物にして来た石原慎太郎にしても、本人は若いつもりでも70歳の古希の老人だし、外国人に頭の中を読み抜かれて嘲笑される程度の人です。
ところで、石原慎太郎はよく台湾にやって来たらしいが、あなたの冴えた鑑定眼で見た彼の実像は、ズバリ言ってどんなものかをぜひ聞きたいですね。
彭:何度も石原さんに会って親しいのは確かだが、彼は25年も国会議員をやったが実力がなく、信望もないので議員を辞任して都知事になり、今度は人気をバックに首相になるとかです。新聞記事の中では格好のいいことは言うが、彼の頭の中にその問題は存在しておらず、付け焼刃で景気のいい発言はしても、具体的に質問をすると何も答えがない人です。幾らスピーチが上手でもっともらしく聞こえても、それは芸人としての能力みたいなもので、指導者としての理念や思想とは無関係です。食事をしながら気楽な気分で喋ろうとしても、黙っているので問題意識のなさが分かるし、あのような性格を日本では「内弁慶」と言うらしいが、21世紀の指導者として不適格であると、聡明なら日本人は知るべきだと思います。
藤原:問題を一度自分の頭で考えたことがあれば、応用問題はいつでも解答を見つけられます。だが、口先を使い人気稼ぎで人生を遊泳して来たので、真剣勝負の時に自信の無さが馬脚を現すような石原路線は、指導者の資質として最低に属しますから・・・。
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