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衆院本会議で民主党議員らが欠席する中、郵政民営化関連法案を審議する特別委設置の採決で起立する小泉首相=国会内で20日午後1時43分、川田雅浩写す
衆院は20日午後の本会議で、郵政民営化関連法案を審議する特別委員会(委員数45人)の設置を自民、公明両与党の賛成多数で議決した。設置に反対している野党3党のうち民主、社民両党は本会議を欠席した。共産党は出席して採決に臨んだ。民主、社民両党は与党の議会運営に抗議して同日以降、衆参両院の全委員会で審議を拒否する方針を決めた。
本会議に先立ち与党側は20日正午からの衆院議院運営委員会で、特別委設置の議決について理解を求めたが、民主、社民両党は「法案は出し直すべきだ」として退席した。自民党の小坂憲次国対筆頭副委員長は同日午前の記者会見で、特別委設置について「与党単独で設置を議決することもやむを得ない」と語った。
民主党は同日午前の国対役員会で、与党側が特別委設置を強行した場合の本会議欠席と、以後の全委員会審議を拒否する方針を決定した。与党側は本会議終了後に特別委を開き、委員長に二階俊博自民党総務局長を互選する。
毎日新聞 2005年5月20日 13時54分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050520k0000e010099000c.html
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