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(回答先: 自公「互いに傷つかず」なんて言ってます(毎日新聞)─再選の堂本氏、辛勝に「ホッ」 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 3 月 14 日 18:16:54)
現職の堂本暁子知事(72)が俳優の森田健作氏(55)に6000票余差で辛勝、再選した千葉県知事選(13日投開票)は構図、投票結果ともに政党の埋没を改めて印象づけた。堂本氏が追い上げられた背景に、現職が敗北したさきの山形県知事選と同様に候補の高齢を挙げる声もあり、政党の今後の擁立活動に影響しそうだ。
千葉県知事選は自民、民主両党とも党本部レベルの候補擁立を見送り、自民党県連が森田氏、民主党県連と公明党県本部が堂本氏を支持。国政とのねじれ構図となるなど、もともと政党対決色が薄かった。毎日新聞の出口調査では、自民党支持層の37%が堂本氏に、民主党支持層の33%が森田氏に投票したと回答。投票行動からも、両党共に存在感を示せなかったことが読み取れる。選挙戦も、石原慎太郎東京都知事や埼玉、神奈川両県知事が「首都圏連合」推進の立場から森田氏を応援。一方で、堂本氏にも浅野史郎宮城県知事らが応援に入るなど、むしろ知事対決の方が注目され、政党の影は薄かった。民主党の選対幹部は「知事候補には『全方位型』のイメージが不可欠。政党と距離を置く知事たちの応援が効果的だった」と語る。
結局、現職の知名度で勝る堂本氏が鼻の差でかわしたが、選挙戦で出遅れた森田氏が小差まで詰め寄った点について、政党側の見方は、堂本氏の高齢が影響したとの見方で一致している。さきの山形県知事選でも4選を目指した74歳の現職候補が落選しただけに、自民党選対幹部は「候補者の年齢に関して有権者の目はより厳しくなってきている」と分析。今後は知事選に限らず、国政選挙の候補者選定でも「年齢要件は重要になる」(幹部)とみている。また、政党離れを食い止めるため「公募候補によるオープンな候補者選びの強化で、有権者の関心を政党に引きつける作業が今後、ますます重要」(同)としている。
一方、民主党は堂本氏が6000票余差まで迫られたことに「治安や教育など『千葉都民』の関心が高いテーマで魅力的な政策を示せなかった」(選対幹部)として、政策強化を今後の課題に挙げた。【宮下正己、平元英治】
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050315k0000m010133000c.html