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(回答先: 【買収列島】お寒い国会 2大政党というものの… (産経新聞) 【芝居屋廃業】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 03 日 05:57:13)
野党?責任政党?揺れる民主 予算案に“無抵抗”、ため息
民主党は「無抵抗状態」(中堅)で来年度予算案の衆院通過を許す格好となった。審議拒否より、「政権準備政党」として政府・与党との論戦に真っ向から挑む−としたものの、政府・与党の強い姿勢になすすべもなく土俵際に押しやられた。「野党」と「責任政党」のはざまで揺れる同党の苦悩ぶりを浮かび上がらせた。
「政府側の答弁が正面ではなく残念だったが、年金や経済の問題を中心に論戦は展開できた。『政治とカネ』の問題もしっかり議論ができた」
民主党の岡田克也代表は二日の衆院本会議終了後、記者団にこう語り、「前半国会」の成果を強調した。しかし、実際にはチグハグな対応が目立ち、党内には「自滅した」(幹部)との敗北感も広がっている。
今国会の冒頭、民主党は、小泉純一郎首相の施政方針演説に対する代表質問の最中、首相の答弁に反発し戦後初めて衆院本会議から途中退場。さらに、自民党旧橋本派の一億円ヤミ献金疑惑をめぐり、橋本龍太郎元首相らの証人喚問を求め予算委を欠席したが、わずか二日で審議に応じるなど腰が定まらなかった。
「政治とカネ」の問題も、山梨県教職員組合の政治資金問題などで自民党が反撃に出るととたんに腰くだけ。「ライオンのポーズを見せながら、いつのまにか羊になっていた」(自民党閣僚経験者)と皮肉られる始末。
さらに、郵政民営化問題が今後の国会の焦点となるが、政府案への対案も出せないままでは、「政権準備政党」(岡田代表)も名ばかりだ。年金問題をめぐる与野党協議も、自民党と真っ向勝負となる四月の衆院補選後でなければ応じるわけにはいかず、責任政党の姿勢をアピールするのも容易ではない。
ある党幹部は「政権交代を狙えるところまできた政党として、国会で政府・与党といかにわたりあっていくのか、手探り状態は当分続くだろう」と、ため息をついた。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/03pol003.htm