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★阿修羅♪
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(回答先: 転載にお礼申し上げます 投稿者 ぷち熟女 日時 2005 年 2 月 20 日 10:47:03)
ぷち熟女さん。こんばんわ。今年もよろしくです。
転載させていただきました評論を評価していただきましてありがとうございます。
自分は大塩八平さんの文章を読みながら、白土三平さんの「カムイ伝」を思い出しました。
６８年〜７２年、工場、高校、大学で肉体の叛乱を試みました人々の愛読書はガロに連載されておりました
「カムイ伝」であったそうであります。手塚治虫さんの「火の鳥」は、マンガ愛好家の専門雑誌である
ＣＯＭに連載されておりました。
「カムイ伝」と「火の鳥」は同時代における現在進行形でもありました。
ジャパニメーションの原点であります。
ジャパニメーションという名称は日本マンガ・アニメーションを呼ぶ言葉らしいです。
８０年代は大友克洋さんの代表作品「ＡＫＩＲＡ」のように近未来が同時代でありました。
これは文学におきましては村上龍さんの「コインロッカー・ベイビーズ」「愛と幻想のファッシズム」に
現出されております。
７０年代を奇蹟的に生存しました、ジャパニメーションは、８０年代におきまして
「もうひとつの日本」をめぐる想像力の戦争論へと突入していきました。
この想像力とは寺山修司が演劇論で解明されておりますように、現実の日常原則と混合していくわけです。
日本の遺伝子構造にはなにか不思議なとこがあると思うのですが
想像力が感覚で産み出した表現体と現実原則をめぐる攻防が産み出した実践の営為が、混在しながら
現在進行形である列島の時間が刻印されている感じがしております。これが同時代です。
「ＡＫＩＲＡ」の東京が壊滅され廃墟の連続と非連続は衝撃的でありました。
連載が完結したのは１９８８年頃かもしれません。
「ＡＫＩＲＡ」の現実は翌年の１９８９年、日本は金融自由化によって
第三の敗戦を向かえます。近所世間様には戦死者である過労死の労働者や自殺をしました労働者の
不幸が満ちておりました。
９０年代はまさしく日本は廃墟になったわけです。
占領軍と下請け自衛隊は日本列島に電磁波バリヤーによって、日本ドームを形成いたしました。
これも敗戦しましたので、電磁波による占領はしかたがないのかもしれません。
敗戦国というのは、実に惨めであります。
浮かれながら空洞の身体となりました、国家官僚機構、大経営機構
これが「失われた９０年代」でありますが、何が喪失したのかと言いますと
おのれの空虚と空洞を、まさに敗戦で廃墟になった身体を感受できなかったわけであります。
マンガを読んでいなかったからであります。
「ＡＫＩＲＡ」の読者は１９８８年の時点で、もはや日本が廃墟であることを身体で感受しておりました。
さて第三の敗戦から１６年が経過いたしました。２００５年であります。
ＮＨＫ騒動、ライブドアとフジテレビ騒動、
内面の廃墟と空洞になりました公共電波放送様はいよいよ、大王様によって
食べられようとしております。
大企業のエリート・ビジネスマン様方がいかにお坊ちゃま、セレブのお嬢様であるかは
中小零細企業のルサンチマン・ビジネスマン様が身体で見ぬいております。
「いつかみていろ、おめえらの城をぶんどってやる」彼らは、大企業様のコングリ巨大ビルを
見上げるたび、腹で決意しているわけです。
ルサンチマン・ビジネスマン様は下克上の城を取る経済戦争をやっているのですから
戦争のためには戦争資金として外資でもなんでも導入いたします。戦国時代であります。
長州藩様が外資を導入いたしまして、徳川幕藩体制を破壊打倒いたしました
フリーメーソン様革命の明治維新の構図でもあります。
第三の敗戦から１５年、２００５年までは大王様をお迎えいたします準備期間でありました。
２００６年から外資が自由に日本企業を買収できますシステムとしての商法改正。
国家官僚様のデスクワークとは、驚嘆と畏怖のプログラムであります。
廃墟人のおらといたしましては
１５歳で出会った「カムイ伝」「火の鳥」
白土三平さんと手塚治虫さんに感謝をしております。
自分はゴキブリと同期化いたしました昆虫情報体へと落下いたしました。
「マトリックス」のように、身体とコンピュータが電磁波ホースで接続されているのでしょうか。
はたしておのれが人間であるのか非人間であるのか、ふと内省することがあります。
このあいだ１０５円で、ラーメンが五つ入っております賞味期限になった商品を三つ
いつもお世話になっております近所の八百屋さんで買ってきました。
納豆も１０５円で三つ入っておりますので、ラーメンと納豆それに
八百屋さんでもらった古い野菜があれば、生存できます。もちろん力の源泉は米であります。
賞味期限から立ち上がるのがジャパニメーションかもしれません。
阿修羅は実践の場所ではなく想像力の場所であると思っております。
阿修羅は現在進行形のジャパニメーションであると思っております。
妄想も想像力ですので、おらみたい阿保騨裸の昆虫情報体は綱渡りのバランス感覚で
歩いていくしかありません。
近代史・現代史の問い直しは、いささか大変であります。
近所世間様には芝居とはテレビドラマや映画であると刷りこまれている
ヒューマニストが多くいらっしゃいます。大王様は大学教育や権威ある書物を通して
近代人間を教育工場から送り出してまいりました。
近代以前の時空がある劇場で芝居を見てくださるお客様は神様です。
地下人としてのアンダーグランド人は生存していけるのでしょうか・・・
ジャパニメーションはいつも廃墟から立ちあがってまいりました。
貧困のなか日本のマンガ家とアニメーション・スッタフは
世界商品として世界の若者に愛好されるまで、市場を形成いたしました。
廃墟からの物語である「ＡＫＩＲＡ」は
アニメーション映画世界を更新したと世界の愛好家から評価されております。
つまり日本が世界に普遍化できるのは
偉大なる詐欺師大王様に食い尽くされた廃墟から立ち上がる精神であると思います。
昆虫情報体のゴイムとして精進していきたいと願っております。
身体とインターネットが電磁波によって回路接続された非人間の自分ではありますが
廃墟の童子である童夢のように、インターネット回線を失踪する昆虫情報体として
２０１５年体制を転載投稿によって同時代を刻印していくべがやぁ・・・と願っております。
ユダヤ経済原論によりますとユダヤ人はコツコツとゲットーで金融商品をつくってきたそうであります。
水呑み百姓のゴイム人はコツコツと転載投稿を田植えのように泥に植字していくのでしょうか・・・
貧困生活と日々闘争しながら、世界商品へと押し出したジャパニメーション。
マンガ家やマンガアシスタント、アニメーションの原画家・アニメーター・セル彩色スッタフ・
アニメ撮影スッタフの「いい作品にするぞ」という情念の火花。
日本のインターネット文化はジャパニメーションとして同期化できるのでしょうか・・・
アンダーグランド芝居屋と暗黒舞踏屋は廃業していくわけでありますが
どんなところでも舞台をつくる技術を持っております。
何故なら舞台の幕を開けるまでは刻苦奮闘の戦争であったからです。
その戦争とはお客様を迎えるための戦争でありました。
夢の舞台をお客様に味わっていただいた後は、再度更地にするバラシと
幻滅が待っております。
夢と幻滅のくりかえし、これが地下人であるアンダーグランド人ゴイムの生活でありました。
不景気のなか、がんばっていらっしゃる神様であるお客様が、ふたたび
劇場に足を運んでいただくためには
渋谷にありますＮＨＫ本部機構を解体再編し、近代芸術教育からはずされた
演劇大学とマンガ大学を創設するしかないと思っておるのですが、
また京都に遷都いたしまして、出雲の阿国パワーを復建するしかないと思っておるのですが。
なんとしても神様であるお客様を迎えたい・・・
なんとしても幕を開かせたい、緞帳を上げたい・・・
そのためには日本をおもしろくするしかない、それが廃業寸前の演劇批評なのでしょうか・・・
ＮＨＫは大王様のメディアへと私物化されていくのでしょうか・・・
国民的マンガ「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「ジャングル帝国」を生み出し
いまも「サザエさん」を日本最高長期番組として健在させておりますフジテレビも
大王様によって食いつくされてしまうのでしょうか・・・
「ドラエモン」はいつから「ホリエモン」へと転位したのでしょうか・・・
「笑っていいとも」は大王様を笑っていいともなのでしょうか・・・
ユダヤ・アングロサクソンがいつから公共電波方法の「禁止用語」「差別用語」になって
しまったのでしょうか・・・
現代資本主義とはグローバル部族戦争資本主義なのでしょうか・・・
秘密結社も「禁止用語」「差別用語」になっていくのでしょうか・・・
近代史・現代史を問い直すことは、インターネットでも不可能になっていくのでしょうか・・・
腹が減ったので、納豆で夜食を食いたいと思います。
納豆ははしでかき混ぜ、ねばり糸をつくります。
６６６の神様は蜘蛛だそうであります。インターネットも蜘蛛の糸概念だそうであります。
蜘蛛の糸に納豆のねばり糸を、インターネットにからませていく
これが日本インターネット・ジャパニメーション概念であります。
おそらく６６６大王様も寿司は食べるのでありますが、納豆を食うのは嫌がると思います。
どうも廃墟２１世紀の攻防は蜘蛛糸と納豆糸の概念攻防かもしれません。
おらも１０年間にわたるゴキブリ研究から、今後１０年間かけて蜘蛛研究に没頭してみたいと
願っております。
ぷち熟女さん。ありがとうございました。
自己言及してしまい、すいませんでした。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。