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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu89.htm
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NHKの会長交代劇の自民のハト派とタカ派の抗争は
米国民主党・親中派と共和党・親米派の代理戦争か。
2005年2月16日 水曜日
◆<旧橋本派>衆院議員が半年ぶりに総会 「鉄の結束」今は昔
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050210-00000080-mai-pol
自民党旧橋本派が10日、所属衆院議員による「派閥総会」を党本部で開いた。「総会」は昨年7月に橋本元首相がヤミ献金事件で派閥会長を辞任して以来、約半年ぶり。ただ参院議員からは代表者1人しか出席せず、言わば「片肺飛行」の再出発。参院側は混乱を避け、衆院側と距離を置く。同派再建への道のりはなお遠そうだ。
(毎日新聞) - 2月10日18時54分更新
◆「2005NHKと朝日の面子泥試合」事件勃発と経過 れんだいこ
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/mascomiron_nhk_ashironsoco_keika.htm
(前略) 海老沢会長退陣の背景には、日本の戦後政治の二大対立軸、つまりハト派とタカ派の抗争がある。海老沢会長の履歴を見る限り、彼はハト派系に属している。十分とまではいかないまでもDNAがそうだということである。それは、彼が、橋本登美三郎の人脈に位置していたことで分かる。橋本登美三郎も又ロッキード事件で葬られた一人である。現代マスコミのジャーナリズムは、角栄然り、二階堂然り、橋本然り、佐藤然り、加藤然りで、いわゆるハト派系列に対する批判の舌鋒が鋭い。よって、海老沢会長が橋本の後援会会長職にあったことをもって否定的にみなす。
れんだいこは全くナンセンスと云いたい。むしろ逆に、海老沢会長が大枠で良識派に位置していることを窺うべきだろう。但し、その後の立身出世街道の中で、それなりの悪事を重ねていたとも考えられる。あるいは絶大無比の国際シオニズム権力に対してひたすら屈服街道を歩み続けていたのかも知れない。れんだいこはそのあたりの詳細な情報を持っていないので見解留保せざるを得ない。
その海老沢会長が退陣を迫られた。それも、今から丁度4年前の2001.1.30日に放映された「女性国際戦犯法廷」を廻る騒動の渦中で詰め腹を切らされた。不祥事が持ち上がること自体に対する会長責任とでも云うしかない引退を余儀なくされた。この間、受信料不払い運動が広がり、それとの合わせ技で引退を余儀なくされた。
現代マスコミのジャーナリズムが遂に敵の大将を討ち取ったと祝杯を挙げるとしたら、あまりにもお粗末なことである。何とならば、「女性国際戦犯法廷を廻る騒動」で特徴的なことは、今日タカ派の新鋭として小泉首相の後釜さえ狙う位置にある当時の安倍副官房長官の放送法の原則を弁えぬ政治介入を主因としているからである。
この場合、仮に一応はハト派として措定される海老沢会長の退陣が、タカ派による政治介入事件を廻って誘発されたことになり、何ともすっきりしないことになるからである。何のことは無い、国際シオニズムー日本国内タカ派連合の意思が貫徹されただけのことではないか、ということになる。
2005.1.25日 れんだいこ拝
◆2月14日NEWS23安倍晋三緊急生出演全文 Irregular Expression
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000469.html
筑紫
「ではテーマを変えたいんですが、NHKの問題。安倍さん渦中の方でございまして色々仰りたいことがあると思うんで先ずそれから伺いたいんですが」
安倍
「あのー、この問題はですね、一月の12日の朝日新聞の記事。私と中川昭一さんがですね、えー放送前日にですねNHKの関係者を呼びつけて、番組を中止するように圧力を掛けた、と言う記事が発端なんですね。ですからこの記事が本当に事実であったかどうか、という事をちゃんと検証しないといけないと思うんですね。で、私は問題をこの記事の信憑性だというふうにまぁ思っているんですね。その中でですね、先週この番組で座談会が有って『朝日対NHK』という番組が有ったんですが、NHKの人はNHKの考え方を代表する人ではなくて極めてNHK執行部に批判的な人が出てきてですね、この人が『安倍さんの発言はクルクル、クルクル、変わっていますから』と、こう言っているんですね、筑紫さんも頷いておられたんですが、じゃぁどういう風に変わっているか?それは言っていただきたいと思うんですね。私の発言は一切変わっていません。私の発言が変わったという事は無いんですね。私は『NHKの方々が説明に来てその方々に公平公正にやってくださいと言う風に申し上げた』と。で12日の日に『私の方から呼びつけたのではない』というコメントも出していますね。
筑紫
「あのぉ、出演者の発言を一々制限するという事は出来ません。安倍さんが今仰ることについても私は抑えたりしません。ただ『頷いてる』って、賛成した訳では決してないと思いますが、そいうい訳で今日反論の為にお出でいただいたんですがね。確かに問題は政治家の圧力というテーマで圧力と言うのはじゃぁ何を指して圧力と言うか判定が非常に難しいテーマであると思いますね、そのもの、圧力そのものは。そこで、その前に伺いたいんですけど、NHK幹部が、当時安倍さん官房副長官で、首相官邸にやって来て予算や番組のまだ放送されない、まぁその番組について説明をするという、この政治家とその報道機関との関係がこりゃやっぱり変なんじゃないかと言う声がありますが、これはどう受け止めていらっしゃいますか?」
安倍
「まぁあの、私の所へ説明に来たという事に関しては、そもそも私にアポを取った方はうちの父の時代に番記者を務めていた方で古い番の人達が私に意見を言う会を設けたいんで、という事で彼幹事だったんですね。で、そもそもその説明に基本的には来られてその際予算の説明もして、そして当時既に話題になっていた番組について、これは番組の中身の説明と言うよりもですね、NHKとして間違いのない番組を作っていますという説明があって、で私は一般論として公平構成にやってくださいと、これは放送法上の話をした限りなんですが。ただ、あの、問題はですね、今なんかそういう風に論点が摩り替わっているんですが、最初の一月の12日の紙面は何かと言えばですね、私と中川さんが呼びつけて圧力を掛けたと、でトンデモナイ政治家であると、むしろNHKは被害者であったんですね。で、そこでですね、もし中川さんが(放送)前日に呼びつけてなくて、(放送)後日であって、で私がですね『呼びつけてない』と『向こう側からやって来た』という、全く事実が違うという事になればですね全然これは様相が変わってくるんですね。で、そもそもこの番組についてはかなりNHK側の内部でですね、かなり、弁護士、弁護側の証人もいない裁判は裁判とは言えないという事は中学生でも知っている話しですから、それを裁判として扱うのなら問題じゃないかと言う議論になっていてですね、」
筑紫
「という事はご存知だったんですか?事前に?問題になっていたことに」
安倍
「私、知っていると言うよりも、もちろん番組は見たこと有りませんけども。そういうのが話題になっていると言うのは私だけでなくて多くの国会議員皆知っていました。それで(放送日の)11日、私に会う10日も前からですね編集作業が始まっているんですね。で10日も前に編集作業が始まっているという事は(2005年)1月12日の朝日新聞には一切書いていないんですね。そりゃオカシイじゃないですか。放送日の11日前から私と会う10日前から(編集作業が)始まっていたとしたらですね、それは中で(NHK内部で)やっている話ですね。そしてこの4年間裁判も有ったのに、安倍晋三の『あ』の字も中川昭一の『な』の字も出てこないのに、4年経ってなぜこの時期かと言えばですね、我々の立場とすればですね、今北朝鮮との関係がクリティカルになっていて、私も中川昭一さんも大変(北朝鮮に対して)厳しい意見を言っていますね、制裁という意見を言っている、となるとですね、私達に取材をした(朝日新聞社会部副部長)本田(雅和)さんという人はですね、この模擬裁判をやった(当時バウネットジャパン代表)松井(やより)さんという人と非常に親しいと、かつ北朝鮮の工作員と言われる人も検事役で出ていると、こういう関係の中からですね我々の発言力を封じようとしているのではないかと言う風に、我々はいま感じているんです。」
筑紫
「あのぉ、模擬裁判の是非そのものと、放送した事の是非と、もう一つ、政治家と言論機関がどういう関係を持つべきかという色んな問題がこの中に入っているんだと思いますが、何度も言う事ですか、圧力を『俺が圧力だ』と言って掛ける人もいないし、それから、その気が無いのに相手側が圧力と感じる場合もある。例えばNHK、予算の審議を控えておりましたあの時期。それから中で幹部が『この時期にはNHKは政治とは戦えないのよ』というような発言をしたという証言もありますね。そうなりますとその、圧力と言うのが何であるかというのが実はすごくその曖昧模糊とする部分も有ると思うんですよね。」
安倍
「いやそれはですね、極めてオカシナ議論であって。あの日の、1月12日の記事はですね、私と中川さんが『番組(放送を)止めろ』と、言って明確に圧力を掛けたと言う記事になっていますよね。もし私がですね呼びつけたんじゃなくて、向こう(NHK側)からさっき言った様な事情で、事実私と会った3人の方々みんなそう言ってますよね、で、向こう側から説明にやって来て、私達だけでなく多くの議員に説明に来てますね。で、そうなりますと、そこでですね、向こうが番組について、詳しい中身についてその方々編集作業は全く見てないんですから、中身について言い様が無いですね。で、かなりサーっと話をして、で私は一般論として放送法に有ることだけを言ったんであるとすればですね、それ以外に言う事無いわけですから、『あなた達そんな事(番組内容を)言っちゃダメですよ』とまさか口を抑える訳には行きませんね。だって筑紫さんがそのときにそういう説明を受けたらですね、なんて言うかと言えば放送法上の事しか言えないんじゃないですか?」
筑紫
「私は政治家じゃないですし、予算審議という権力は持っておりませんから」
安倍
「いや、もし筑紫さんが官房副長官だったとしたらですね。で、予算審議の権力を持っているというのは、官房副長官ということではなくて議員一般みんな持ってる形であってですね。で、あの時沢山議員に説明しているのにですね、何故私と中川さんの事だけがですねこうやって急に話題に出たのかと言えばですね、私は何かそういう流れ(背後に反北朝鮮議員への謀略)が有るのかなという事を感じたという、」
筑紫
「事実関係については、私は、私たちは、それに立ち入ってどっちが正しいとか一度も言っておりません。で、これは裁判で決めれば良い事だと思うわけです」
安倍
「ただですね、私は裁判で、朝日新聞が裁判に逃げ込むんではなくてですね、言論機関ですから、あの、今は朝日が答えるべきだと思いますね。あの、昔『珊瑚事件』というのが有りましたね。あの時も朝日新聞というのは認めるまで36日間掛かって、今(1月12日の誤報記事から)30日ちょっと過ぎてますが、そろそろそういう間違いが有ればですね、間違った点はちゃんと認めるべきだと思いますよ、これね。」
筑紫
「そうすると、あの時(珊瑚事件のとき朝日新聞)社長が辞めた訳ですから、そうすると安倍さんは今そう仰ってるのは、あと何日間で社長は辞めるべきだとそういう風に聞こえかねないと、これが『圧力』とかいう議論をするとき厄介なことですよね(笑)」
安倍
「(驚)それは全然関係ないでしょ!」
筑紫
「(笑)いや関係ないと思いますが」
安倍
「(苦笑)今のはトンデモナイ話でですね、私が、」
筑紫
「圧力と言うものをどう受け止めるかということで、ま、それは、あのぉ、たしかに、」
安倍
「この問題は私が提示したんじゃなくて1月の12日に書いたのは朝日新聞ですよ。書いた朝日新聞が、事実をね、ちゃんと述べるべきだと。で、間違ってるんだったら、間違ってるんだったらですね、それを認めるべきだと言っているのが何で圧力なんですか?そうすると私は、こういう問題についてはなんの反論も出来なくなりますね、」
筑紫
「いや、ですから私は政治家と言論機関の間にどういう関係が有れば良いのかという事を今度の問題はこう出している、」
安倍
「いや、でも今のねぇ、」
筑紫
「(安倍の発言遮り)国会議員としてもモノを言っても良いという部分も、言うべき事は言うと仰ってますね、その部分とそうでない部分とがどう違うかと言う事だと思います。」
安倍
「ただ、私が朝日新聞の社長を辞めさせる権力なんか全く無いのなんかご存知でしょう?」
筑紫
「いや、だから権力じゃないんですよ、」
安倍
「私が、大朝日新聞なんかと闘うっていうのはね、筑紫さんまさに(朝日新聞)ご出身だけど」
筑紫
「はい」
安倍
「大変なマスコミの影響力がある中でね、たった一人で闘うって言うのはね、これ大変な事なんですよ。だからそれであるにも関わらず私はテレビに出て喋ってます。しかし向こう(朝日新聞)側は質問に全然答えないじゃないですか。それは私はオカシイと。一般人であれば裁判でですね、もし自分の名誉が傷つけられたら裁判でなければ名誉回復できません。しかし、朝日新聞はですね、紙面でですね、ちゃんとそれは証明すべきじゃないですか?『呼びつけた』って言うんであったらそれをね、第三者の証言を書くべきですね、その根拠をちゃんと示さなきゃ、それが示さないんだったら、私は(朝日新聞に)謝って頂かなければいけないのではないかと、こう言っているんですね。」
筑紫
「あの、私は朝日の出身ですけど16年前ですから選挙で言えば4期ぐらい時間が経ってる話ですから、ただですね、もう最後にしますけど、あのー、ハッキリ申し上げて安倍さんは将来のリーダーと目されている訳ですね。そういう方がやっぱりその、圧力と誤解されるような事を、こうやっぱり慎重であるべきでないかと、そういう見方有りますが、それはどうお考えですか?」
安倍
「それは全く間違った理論ですね。1月12日の記事が間違ってるんですから、間違いは素直に認めるのが先ではないですか?そこで闘えなくなったからと言ってですね、私が説明に来た人に対して『公平公正に』という放送法上の言葉を述べた、それ以外に言葉の述べようが無いじゃないですか。じゃぁ『好き勝手にどうぞやって下さい』と言うわけにも行かないし、それは極めて言い掛かりであってですね、そもそもやっぱり大切な事は、1月の12日の記事の信憑性をですね、明らかにする、して頂かないとですね、」
筑紫
「細かいところは『呼びつけた』か『呼びつけないか』ということですね?」
安倍
「細かい事ではなくてですね、『呼びつけた』という事は問題の核心に近いですね。『呼びつけて言った』のとですね『向こうから説明に来た』のでは全く違って、あの記事の中にもですね『呼びつけた』というのが4箇所ありますね、そしてまた『偏向している』って事は私は言ってないんです。『偏向しているな』と考えた、思ったという事でですね、『言った』という事は全く違ってますね。しかしあの記事にはまるで私が言ったように印象を与えて書いているんです。ですからそういう意味では極めて個人攻撃的な記事であったなと。」
筑紫
「あの、何度も申し上げますけど、私は言論機関と政治家の間には常に緊張状態がある、今議論してる中だってある種の緊張状態が有るんですが、そこで何がルールであるべきか。例えば、あのー憲法21条とか放送法3条とかそういうものが有りますね。やっぱりそこの線の中でお互いが言う事を言うというのが大事なんだ、将来の問題として、この問題は朝日新聞と(安倍氏が)係争をおやりになれば良いんですけれども、その辺をどうお考えになっているか?」
安倍
「『係争をおやりになってれば良い』じゃなくて、私はちゃんと申し上げているのに、朝日は裁判でしか話さないと言っているのがオカシイじゃないかと言う事と、それとまぁ先週の例えばですね(NEWS23の特集内における)議論の有り方においてはですね、『朝日新聞対NHK』という形にするんであるならばですね、NHKの人はNHKの今の立場を代弁しなければですね議論になりませんよね。」
筑紫
「(安倍の話を遮り)片っ方も朝日新聞には決して全て肯定的ではない同士が集まって、OBでやってるわけですから、」
安倍
「いや、なんか両方共ですね、」
筑紫
「(安倍の話を遮り)アイ!アイ!その話をしだすと議論また、」
安倍
「両方、私が圧力を掛けたという事だけを言ってて、そりゃやっぱりあの時点で私がまだこの番組に出演するということは決まってませんよね?ですから、筑紫さんと考え方の違う人もですねちゃんと出してですね、そこで公正な議論がされなければ、それはマトモな報道番組とは言えないと思いますよ。」
筑紫
「あのー、全部が違うと思いませんけども、違いが有っても安倍さんこれからもまた是非出てきてください。どうも有難うございました。」
========以上==========
(私のコメント)
ライブドアのニッポン放送株式買占め騒動の陰に隠れたニュースで旧橋本派が半年振りに総会を開きましたが、全盛時の面影は無く鉄の結束は過去のことのようだ。田中元総理の健在な頃は豊富な資金力にものを言わせて自民党の主導権を握り、田中元総理と中国の太いパイプは野中広務の失脚まで保たれましたが、今は中国とのODA利権も切られて資金力は弱まったようだ。
そもそも小泉総理が誕生したのも橋本派潰しが主な目的だったのでしょう。その影の仕掛け人がアメリカのブッシュ共和党政権であり、自民党内の親中派を一掃するためだった。それまでは自民党内の親米派はジリ貧状態で福田元総理の流れをくむ森派と中曽根元総理の流れをくむ亀井派ぐらいの少数派になってしまっていた。
橋本派の一番の弱点は金が目当てで集まった烏合の衆だから総理としての器の人材がいなかったことが致命傷になってしまった。橋本派に資金力が無くなれば派閥が崩壊するのは目に見えている。日歯連の小切手ルートも摘発されたし中国のODA利権もカットされた。残された北朝鮮ルートも森派に取られそうだ。
田中角栄論については以前にも書きましたが、彼こそ日本に社会主義革命をもたらしたのであり、アメリカの共和党政権には許しがたいことだった。日中国交回復やソ連とのブレジネフとの接近には角栄の社会主義的な政策は当然中国やソ連の支持を得た。日本には社会主義政党はありましたが反自民を言うだけの政権をとる気のない政党であった。
◆自民党の社会主義者、田中角栄は戦後日本政治の中で唯一政権奪取に成功した革命家なのだ。 12月17日 株式日記
http://www.asyura2.com/0411/hasan38/msg/221.html
NHKの海老沢会長の失脚も橋本派の衰退と深い関係がある。NHKやテレビ朝日やTBSはアメリカのイラク政策に批判的な左派メディアであり、橋本派の野中広務が郵政族としてテレビに顔を利かせていた。それに対するブッシュ政権のネオコンが巻き返しをはかり、海老沢失脚を仕掛けた。日本テレビやフジテレビなどの保守系メディアはナベツネを引退させてネオコン的な政策を強めている。
ライブドアによるフジサンケイグループへの乗っ取り工作は、アメリカの民主党系の金融筋が仕掛けさせたものだろう。ソフトバンクの孫社長もアメリカの金融資本と深い関係があり民主党系だ。だからITバブルの頃のようなクリントン政権の頃のようなコネが効かないようだ。だから堀江社長のフジテレビ乗っ取りも共和党政府筋から潰されるだろう。
朝日新聞の虚偽報道事件についても、日本のタカ派の旗頭の安倍晋三や中川昭一などの失脚を謀ったものですが、逆に朝日新聞が逆襲にあってピンチに陥っている。もしアメリカにおいてケリーが当選して民主党政権が実現していたら、日本のタカ派が追放されて親中派が勢力を盛り返していたことだろう。つまり日本においてもアメリカの民主党と共和党の代理戦争が行われているのだ。
◆【靖国】小泉超ラッキー伝説または小泉の法則【参拝】 【共和党】日本の歴史とアメリカ大統領輩出政党【親日】 12月28日 株式日記
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/400.html
《歴史的に見て、日本に不利益を及ぼす政策決定をするのは民主党。
戦後の日米同盟重視するのが共和党。
中国朝鮮に甘く、日本と競合する(日本を商売上のライバルと見なしている)ことが多いのが民主党。
中国朝鮮ににらみをきかすことが多いのが共和党。
戦争を始めるのは共和党、収拾を付かなくするのが民主党。
日米戦争は初めから終わりまで民主党。中国・蒋介石にのせられてハルノートを突きつけたのも民主党。
ケネディは馬脚を現す前に暗殺されちゃいました。が、キューバ危機の当事者であり、ブラフを読み切れなかったなど、現状認識の甘さという意味では伝統的な民主党員だったかな、と。
80年代に日本と製造業の派遣を争い、ジャパンバッシングの先頭を突っ走り、日本車をハンマーで壊しまくってたゲッパート下院議員は、ケリーを担いで民主党。
次期大統領候補ケリーは民主党。
親イスラエル・パレスチナ強硬派で、日本嫌いで、対日スーパー301条適用をすでに検討中で、ゲッパートに担がれて、対企業因縁吹っかけ賠償金ふんだくり訴訟のエキスパート・エドワード上院議員を副大統領に据える、民主党。》
(私のコメント)
私自身は共和党タカ派的な政策を支持していますが、イラク戦争には反対し、自衛隊のイラク派遣にも反対した。同じ共和党でもネオコンと中道現実派とは意見が対立している。私はイラクなどには深入りせず、アメリカは北朝鮮問題に精力を集中すべきと思っているから反対したのですが、その辺の事情が分からないと私は反戦平和主義者と間違われるだろう。
◆中国はなぜ靖国参拝に反対するのか?背後には米国民主党あり。ブッシュはなぜ靖国へ参拝を望んだのか? 12月2日 株式日記
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/951.html
◆反日の民主党のF・D・ルーズベルト大統領は日本へ18発もの原爆投下を承認していた。しかし共和党は日本との戦争にも反対し、分割占領にも反対していた。 11月29日 株式日記
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/1134.html