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普通に第一に考える事は、日本を韓国が脅威として感ずるようになると言う事ですが、
そんな事よりも切実な事が幾つかあります。
日本の立場からは、それについては判りにくい事であると思います。
それについて、一人の日本人として思い浮かぶ事の幾つかを提出します。
日本が軍国主義を進めると、北朝鮮を仮想敵国の一つとして進めるので、先には日本と北朝鮮の開戦を想定しなければなりません。
そうなると韓国は、自分だけが中立に立てることは考えられません。
即ち、戦争の第一線に立たなければなりません。
国内は戦場になります。
日本は、北朝鮮ゲリラの日本上陸なんかを想定して訓練もしているようですが、この事は韓国としても迷惑なことであるでしょう。
米国に追随して戦闘訓練だけをやって貰っても困るのです。
拉致問題も真剣に解決しようと思うならば、米国だけに頼っていてはいけない。
それでは、北朝鮮との関係はますます遠のいてゆきます。
今のままでは、韓国は後ろで戦いが起こったならば、自分も前に銃口を向けなければならなくなることを想定せざるを得なくなるのです。
もう一つは、改憲によって自衛隊が「自衛軍」になると、
イラクを始めとする中東に「自衛軍」は「戦闘部隊」として派遣されます。
そうなると、韓国としては今以上に軍隊をイラク等の中東に派遣しなければならなくなります。
日本の派兵が、韓国には更なる派兵への圧力になるのです。
今でも韓国は喜んでイラク派兵をしている訳ではないでしょう。
これも大変に迷惑な事でありましょう。
採り合えず二つの問題点を指摘しましたが、
韓国は、日・米と北朝鮮の間に立たされているのです。同一民族が反目して立たされていて、しかもそのことを幾つもの国から利用されているのです。
今回の韓国の、竹島と外交姿勢見直しの強硬姿勢は、
このような「背景」にたった所の、必死の行動であると考える事も出来ると思うのです。
他国の立場にも立って、宜しく考えて頂きますように。
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