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(回答先: Re: 朝鮮半島は、日本にとっては「お荷物」でしかない。 投稿者 Sirent Tears 日時 2005 年 3 月 22 日 00:24:22)
マスコミに煽られてはならない。朝鮮民族への憎悪や蔑視を煽る人間は、ルワンダのラジオ局のような役割しか与えられていない。本質はそこにあるのじゃない。一番大事なものは朝鮮半島だの、竹島だの、北方領土だの、尖閣諸島だのにあるわけじゃない。もっと大事なことが日本にはある。こんな災害の多い島々で他国他民族を蔑視したり、日本人同士で殺し合いの内ゲバなんかやってる余裕は本当はないんだよ。もっと大事なことがある。朝鮮憎悪はアドバルーンだ。ダミーの対立を明治以降意図的に作られているんだ。この構図は近代成立直後から出来ている。向かねばならない方向なら、まだ地面の下の方にある。破滅と奈落の底が口を開けている。日本人は今こそ右だ左だと、ちっぽけな対立を捨てて、助け合わねばならない。亡国の危機は今まさにそこにある。そこじゃない。日本の危機というのは、そんなハリボテの核アドバルーンなんかじゃない。核を見るなら、日本の原発を見よ。朝鮮のせいにして逃げてはいけない。日本民族にとって問題はあくまで朝鮮半島ではなく、自分の住んでいるこの国、日本にある。自民族の問題点を直視せず、正当化するのみの態度は極左につながるのだ。極右と極左とカルトの違いは、ただ単に絶対化の対象が自己の属する国家・民族か、党派か、宗教団体・教祖かの違いがあるに過ぎない。今までは破滅が迫っているというのに随分、呑気に馬鹿な対立をやってきた。愛国陣営もまた本物の愛国者足りえたか自問自答すべきだし、労働者陣営もまた本物の労働者の利益にあることができてきたか自問自答すべきだ。真の愛国主義は左右の陣営の対立が止揚され、本当の意味での覚醒によって生まれるのではないか。それは決して藩的お国自慢的な狭い意味での愛国ではなく、人道的人類愛的な要素を持ったインターナショナルなものとなるだろう。つまらん部族主義的な優越感・差別主義や偏狭な自党派の誤りを認めぬ原理主義、セクト主義から脱却し、日本人の意識が右翼であって、左翼でもある人間に意識進化するのだ。