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(回答先: 「反小泉」勉強会74人に 切り崩し不発、閣内不一致 ─ (東京新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 3 月 16 日 15:03:17)
郵政民営化:反対派の綿貫勉強会 参加者74人の思惑
郵政民営化法案に関する政府と自民党の実務者協議が17日開かれる。国会提出に向け、大詰めの協議を迎える中、党内では民営化反対派の綿貫民輔前衆院議長の勉強会参加者が増え続けている。「反小泉」のベテランから「様子見」の若手まで立場はさまざまで、現時点では「政局」に結びつく可能性は低いとみられる。しかし、法案作りで政府に譲歩を迫る「圧力」になっており、政府にとっては頭の痛い存在だ。【尾中香尚里】
●「反小泉」の亀井派
15日の第4回勉強会の参加者は衆院62人、参院12人の計74人。仮に各院で全員が民営化法案に反対すれば、法案否決も可能となる。このほか額賀福志郎前政調会長(旧橋本派)ら代理出席者が21人おり、参加者がさらに増える可能性もある。
派閥別で目立つのは23人の亀井派。所属47人の半数に及んでいる。亀井氏は「反小泉」の急先ぽう。先月23日の勉強会後、民営化法案について「ちゅうちょなく反対する」と明言、勉強会が「郵政政局」に発展することへの期待感をにじませた。
●「綿貫氏を守れ」
旧橋本派の事情は複雑だ。最も強硬な反対派を抱える参院からの参加は2人だけ。衆院議員の参加は所属51議員の半分の25人にとどまり、派内は3分割されている。同派には2年前の党総裁選で分裂したしこりが残る。参加者の主流は当時の「主戦論派」。参院参加者が少ないのは「党内政局を避けたい青木幹雄参院議員会長の意向」(中堅)との声が強い。
ただ、半年以上も「会長不在」が続く同派では、後任会長に綿貫氏の就任を期待する声が出ている。綿貫氏に「傷を付けたくない」(津島雄二事務総長)との思いも強く、参加者には当時の首相支持派も出始めている。
●「小泉後」にらみ
勉強会には平沼赳夫前経産相、古賀誠元幹事長ら「中2階」組も顔をそろえる。ただ「反小泉」姿勢を打ち出すより「ポスト小泉」を意識して存在感を見せておきたい、との意識が強いようだ。また「保険」として顔を出す若手も。第3回後、勉強会関係者には「参加者名を公表しないで」との要望が相次いでいる。
■15日の勉強会に参加した議員■敬称略、()内は当選回数
<旧橋本派27人>
◇衆院25人=綿貫民輔(12)津島雄二(10)保利耕輔(9)佐藤信二(8)野呂田芳成(7)斉藤斗志二(6)小坂憲次(5)佐田玄一郎(5)鴨下一郎(4)藤井孝男(4)松下忠洋(4)三原朝彦(4)今村雅弘(3)木村隆秀(3)田村憲久(3)萩野浩基(3)山口泰明(3)渡辺博道(3)小泉龍司(2)竹下亘(2)津島恭一(2)保坂武(2)森岡正宏(2)岡本芳郎(1)古川禎久(1)◆参院2人=小池正勝(1)長谷川憲正(1)
<亀井派23人>
◇衆院17人=亀井静香(9)青山丘(9)平沼赳夫(8)伊吹文明(7)小林興起(4)柳本卓治(4)中野清(3)永岡洋治(2)西川京子(2)能勢和子(2)松宮勲(2)宇野治(1)江藤拓(1)川上義博(1)武田良太(1)谷公一(1)山下貴史(1)◆参院6人=魚住汎英(2)亀井郁夫(2)中川義雄(2)秋元司(1)荒井広幸(1)桜井新(1)
<堀内派8人>
◇衆院6人=古賀誠(8)植竹繁雄(5)望月義夫(3)上川陽子(2)左藤章(2)平井卓也(2)◆参院2人=真鍋賢二(4)田中直紀(2)
<高村派4人>
◇衆院4人=高村正彦(8)赤城徳彦(5)砂田圭佑(3)河本三郎(2)
<山崎派2人>
◇衆院2人=野田毅(11)自見庄三郎(7)
<河野グループ2人>
◇衆院2人=森英介(5)亀井久興(4)
<二階グループ2人>
◇衆院1人=江崎鉄磨(3)◆参院1人=泉信也(3)
<森派1人>
◇衆院1人=中村正三郎(9)
<無派閥5人>
◇衆院4人=武藤嘉文(13)鳩山邦夫(9)山口俊一(5)井上信治(1)◆参院1人=二之湯智(1)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050317k0000m010122000c.html