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(回答先: 参考情報 投稿者 ぷち熟女 日時 2005 年 5 月 30 日 20:19:16)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050509k0000m040145000c.html
ATS:
カーブ手前に設置指示、従来型も活用 国交省方針
JR福知山線脱線事故を受け、国土交通省は8日、全国の鉄道事業者に対し、事故防止のため、カーブ手前にATS(自動列車停止装置)設置を指示する方針を固めた。速度オーバーに対応できる新型のATSだけでなく、従来型のATSでも線路上の地上子(ちじょうし)を2基並べ、列車側がそれぞれの電磁波を検知する手法をとれば速度超過に対応できると判断、従来型の有効活用も指導していく。
従来型のATSは、列車が赤信号手前の地上子上を通過した場合、自動で非常ブレーキがかかる。これまで1基だけだった地上子を数メートル間隔で2基並べれば、それぞれの通過時間から列車側の装置が速度を計算。規定より速度が速い場合、ブレーキが作動するように設定する。
新型のATSは、1基当たりの単価が約1000万円と、従来型よりかなり割高になるため、全線区への一斉設置は難しかった。
このため国交省は速度超過へのATSでの対応策を改めて検討。事故のあったR300(半径300メートル)クラスのカーブは全国にあり、大半は速度超過対応のATSが設置されてないことから、従来型を活用すれば、早期に安全対策が進むと判断した。国交省は設置が必要なカーブの基準や路線の調査を進める。
地上子を2基並べる方式は、これまで行き止まり線の終端駅手前や、複線が乗り入れる駅周辺の分岐手前などでは導入されていた。
これに関連して、北側一雄国交相は8日、出演したテレビ番組で、全国の鉄道事業者に、新型のATSなどの設置を義務づける考えを示した。また、運転士の健康状態や技量などを定期的にチェックする第三者機関の創設を検討していることも明らかにした。【武田良敬】
毎日新聞 2005年5月9日 3時00分