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(回答先: 常磐線でオーバーラン 停止位置を170mすぎる【共同】 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 5 月 02 日 19:01:56)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050501/mng_____sya_____004.shtml
JR西日本 オーバーラン数突出
JR福知山線脱線事故で、車両を撤去したあとに、ゆがんだ線路が現れた=30日午後4時55分、兵庫県尼崎市で
電車が停車駅を通過したり、駅の停止位置を行き過ぎて止まるオーバーランで、JR西日本の発生件数がJR東海や東日本に比べて突出して多いことが三十日、国土交通省などの調べで分かった。尼崎脱線事故ではオーバーランによる焦りが速度超過や脱線を招いた可能性があり、国交省は、省令改正も視野に再発防止策に取り組む方針を決めた。
国交省やJR三社によると、オーバーランの二〇〇四年度の件数は(1)JR西日本(五十九件)(2)JR東海(十七件)(3)JR東日本(十六件)−の順。一人当たりの運転士が年間に起こすオーバーラン回数に換算すると、(1)西日本(〇・〇一四回)(2)東海(〇・〇〇九回)(3)東日本(〇・〇〇二回)だった。運転士一人当たりの比較では、西日本は東日本の七倍、東海の一・五倍の頻度でオーバーランを起こした計算だ。
また、同省によると、今年三月にJR西日本岡山支社管内で起きたオーバーランは、運転士のミスではなく、運転士に渡した当日の運行ダイヤ表自体が間違っていた。運転士は、このダイヤ表を見て停車すべき駅を通過したという。
このオーバーランを受け、JR西日本幹部は三月末、国交省鉄道局に「担当者を厳重注意する」と釈明。鉄道局側は「しかるだけでは駄目だ」などと、アドバイスしたばかりだった。
JR西日本管内では尼崎脱線事故以降も、九件のオーバーランが続発。他社の半年分に当たる件数が、事故後の五日間に集中していた。
ミスが増え続ける事態を重視した同省は、「失敗が許されない」という事故後の緊張が新たなミスを招く悪循環に陥っている可能性があるとして、心理面の対策が急務と判断。再発防止策では、精神医学の視点を盛り込むなど、異例の姿勢で臨む。具体的には、心理学者らに意見を聞くなどして、過密ダイヤや社内規則などが運転士に与えた影響を分析、再発防止に役立てる。
国交省の担当幹部は「脱線事故を起こした運転士は、オーバーランした距離を会社に過少申告した以上、秒単位で時間を縮めることで頭の中がいっぱいだったのではないか」と指摘。運行ダイヤを乱すオーバーランへの“恐怖心”から異常な心理状況に追い込まれた可能性があるとみている。
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常磐線はともかく、こちらはサボタージュの疑いはないのですか?
組合が運転士の事故を理由に労働条件の厳しさを訴えている折でもありますし。