現在地 HOME > 日本の事件16 > 664.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: JR西、4日だけで3件のオーバーラン 投稿者 ×× 日時 2005 年 5 月 04 日 23:14:26)
××さま、
おひさでございます。
神戸新聞から。
=================================================================================
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0503ke93330.html
非常ブレーキ作動確認、脱線への影響解明へ 事故調
2005/05/03
尼崎JR脱線事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は二日、先頭車両のブレーキハンドルが、非常ブレーキを示す位置にあったことを明らかにした。
兵庫県警尼崎東署捜査本部は既に、事故は制限速度七十キロのカーブを百キロを超えるスピードで走行中、遠心力が働き、車両が大きく傾いた「転倒脱線」との見方を強めており、事故調委は今後、県警の捜査と並行して車両から回収した機器や車体を鑑定。レール表面の状態なども分析し、非常ブレーキ作動と脱線との因果関係など、脱線に至ったメカニズムの解明を進める。
捜査本部や事故調委の調べでは、非常ブレーキ作動時に記録された五両目のモニター制御装置に記録された速度は時速百八キロ。半径三百メートルの現場カーブの制限速度は七十キロで、遠心力は速さの二乗に比例するため、百八キロで走行した際にかかる力は単純計算しても約二・四倍となる。
捜査本部のほか、専門家の多くが速度超過から想定外の遠心力が生じたとみている。
一方で非常ブレーキの作動と脱線の因果関係は、専門家の間でも見解が分かれている。
天野光三・京都大名誉教授(交通工学)は「急ブレーキが原因とは考えづらい。正常に作動すれば遠心力が減り、逆に脱線を防ぐ効果がある。むしろブレーキをかけたが利かなかったのかもしれない」と否定的な見解。
北海学園大の上浦正樹教授(鉄道工学)は「今回は右側の車輪が浮き、左側の車輪とレールとの関係が異常だった。急ブレーキで車輪が跳び上がった可能性は否定できない」と話し、片輪走行時のブレーキが電車に及ぼす影響に注目している。
=================================================================================