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「片輪走行」示す擦過痕 30メートル
http://www.yomiuri.co.jp/features/dassen/200505/da20050501_03.htm
JR福知山線で快速電車が脱線した事故で、現場右カーブの外側レール上に「片輪走行」特有の擦過痕が残されていたことが30日、兵庫県警捜査本部の調べでわかった。車体が外側に大きく傾いた結果、外側車輪のさらに左側半分だけに車体重量などが集中、カーブに入って脱線痕のあるポイントまで約30メートルにわたってこすれていた。
調べなどによると、擦過痕は、外側レールに2、3センチの細い横線を刻みながら進行方向に伸びていた。片輪走行では、車輪が左右に振動しながら走行するケースがあり、そうした特徴が表れているという。
県警は、電車が時速100キロを超える高速でカーブに入ったため、内側の車輪がレールを離れ、車体が外側に傾斜。外側の車輪自体も斜めになったまま走行したとみている。
( 2005年5月1日 読売新聞 無断転載禁止)