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(回答先: 運転士が非常ブレーキ、転覆脱線誘発か…尼崎事故【Yomiuri】 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 5 月 02 日 18:48:43)
「非常」の前に通常ブレーキ 先頭車両も108キロ
2005年05月02日17時49分
http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY200505020213.html?t1
兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)の脱線事故で、快速電車はカーブに入る直前にブレーキがかかり、その後、さらに非常ブレーキがかかっていたことが国土交通省航空・鉄道事故調査委員会のレールの状態の調査や回収したデータの解析などから明らかになった。調査委は制限速度を大きく超える速度で走っていた快速が、2度のブレーキでバランスを失い、先頭車両の右側車輪が浮いて脱線した可能性があるとみて、車両の状態などを詳しく調べている。
非常ブレーキは運転士がかけたのか、強制的にかかったのかなどは現段階ではわかっていないという。
また、先頭車両と7両目から回収されたモニター制御装置も、脱線直前について時速108キロ前後とのデータを記録していたことも、明らかになった。5両目が108キロを記録していたことがすでにわかっており、調査委は脱線時の速度をほぼ確定できるデータとみて解析を進めている。
事故直後に7両目が止まっていた線路の左レールに、車輪がこすったような傷が10〜20センチ間隔で複数残されていたことも判明。左レールの傷は、2両目の車両が衝突したとみられる電柱のすぐ手前の部分だった。
調査委はこうした状況から、カーブ前の直線でスピードを出しすぎていたため、運転士がブレーキをかけたが、その後、さらに非常ブレーキがかかる事態になったと判断。先頭車両の右側車輪が浮き、左側はロックされてレール上を跳びはねるような状態で大きく左に横転し、脱線したのではないかとみている。