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(回答先: JR西日本 ミス運転士に屈辱指導 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 30 日 17:08:37)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050429k0000m040057000c.html
尼崎脱線事故:
JR総連 外国特派員に「運行管理が原因」
全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)とJR西日本労組(JR西労)が28日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、JR西日本の経営姿勢や運行管理などが事故の原因と訴えた。世界有数の安全性を誇る日本の鉄道で起きた大惨事とあって、欧米やアジアからの特派員ら約20人が熱心に耳を傾けた。
会見では尼崎地区での運転士経験者が、オーバーランなどのミスを犯した運転士に課される懲罰的な「日勤教育」の実態を説明。1カ月以上にわたり、監視下でのリポート作成や草むしりを続けた経験談を披露し「日勤教育の経験を持つ事故列車の運転士が、恐怖心から正常な判断力を奪われたことが、速度超過でのカーブ進入につながった」などと主張した。
外国人記者からは「懲罰的措置は古い時代の遺物と思っていたが、民営化後にかえって増えたのか」など、定時運行の陰に隠れた実態への質問が相次いだ。
イタリアに本社のあるIPS通信の女性記者は「日本の鉄道の正確性に対するイメージが変わってしまう。現場の実情をもっと問題にしなければ」。大手通信社の米国人記者は「経営側の意見も聞かないと断定はできないが……」と前置きしたうえで「日本の鉄道の優れた点は分かっているが、運転士が実際にこうした状況で働いているなら、非常につらい立場にあると思う」と話した。【井上卓弥】
毎日新聞 2005年4月28日 20時00分