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(回答先: 尼崎脱線事故 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 29 日 21:56:40)
□数十度傾き高速走行、転覆脱線ほぼ断定…尼崎事故 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050429-00000114-yom-soci
数十度傾き高速走行、転覆脱線ほぼ断定…尼崎事故
兵庫県尼崎市のJR福知山線事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は29日、線路から約2メートルも離れたコンクリート製電柱に事故車両が接触し、内部の鉄筋がむき出しになるほどの損傷を残していることから、車両はカーブ内で左側に数十度も傾いたまま高速走行していたとの見方を明らかにした。
このことなどから事故調は「事故車両の右側車輪にかかる輪重(りんじゅう)がなくなって浮き上がり、車両が左に転倒したとみられる」として、事故は「転覆脱線」だったとほぼ断定した。
損傷を受けた電柱は、事故現場のカーブ入り口から70メートルの地点にあり、地面から高さ約2・5メートルに損傷が残されていた。車両が高速で接触した衝撃により、コンクリートがはがれ落ちている。
事故調では、電柱に接触したのは脱線のきっかけとなった先頭車両か、2両目と見ている。また接触場所が、車両の車高(約3・7メートル)より1メートル以上低いことから、車両は左に数十度傾いていた可能性が高いという。
事故調では今後、マンションから取り出した先頭車両の車輪の損傷状況を中心に調査を行う方針。さらに脱線を免れた6、7両目が撤去されるのを待ち、レール上に脱線が始まった地点を示す痕跡がないか調べ、転覆脱線が起きたメカニズムを解明する。
一方、事故調は29日、先頭車両の運転台に残されていた「モニター制御装置」を回収し、運転データが残っていることを確認した。4両目の運転台からもモニター制御装置を回収したが、データは残っていなかったという。
先頭車両のモニター制御装置は、事故調がすでに回収、解析を進めている5、7両目の装置とは異なり、非常ブレーキの作動状況などの、事故直前の詳しい車両データは記録されていないという。
(読売新聞) - 4月29日21時37分更新