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(回答先: 本当にいじめはなかったのか――寝屋川教師殺傷事件(JANJAN) 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 2 月 25 日 17:56:19)
「イジメ助けてくれなかった」
大阪府寝屋川市立中央小で教職員3人が包丁で刺され死傷した事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された同小卒業の無職の少年(17)=寝屋川市=が寝屋川署捜査本部の調べに対し、犯行の動機について「小学校時代にいじめに遭った際、担任の先生が助けてくれなかった」と供述していることが15日、分かった。小学6年当時の担任教諭は捜査本部の事情聴取に「恨まれる心当たりはない」と説明している。
いじめられていると思ったのか。テレビゲームに夢中になり、ついには引きこもってしまったという加害少年。小、中学の同級生たちは「イジメはなかった」と口をそろえる。ただ、小学5、6年の時に同じクラスだった高校2年の女子生徒(17)は「からかってはいた」と明かした。
女子生徒によると、少年は“いじられキャラ”だった。「(少年は)歯が少し出ていたので、そう呼ばれたり、行動が大げさなのでからかわれていた」。一方で「暴力を振るったという話も聞かないし、みんなもイジメてる意識はなかった。スキンシップの気持ちだった」とも。当時の担任教諭については「『友達同士でふざけ合っている程度』と考えていたと思う」と話した。
だが、少年の“異変”に気付いていた幼なじみも。少年宅近くに住む男性(19)は「こんなこと言うのはよくないけど」と前置きした上で、「事件を起こしたときは『あぁーやっぱり』って思った」と表情をこわばらせた。「(少年は)人見知りが激しく、いじめられやすかった」という。
少年が小学校低学年のころ、ゲームソフトをたくさん持っていたため、大勢の友達が家に遊びに行ったという。だが、事件が起きた14日夜、少年宅前まで様子を見に来た男性(19)は「皆、成長するにつれて他のことに興味を持って遊びに行かなくなった」と話した。
さらに「おとなしい性格だから、からかわれても笑って自分をごまかすしかなかったんじゃないか。中2から家でゲームばっかりやって、友達もいないんじゃ孤独感も手伝って、精神的にまいっても仕方ないよ」とつぶやいた。
確かに“ゲーム世代”に育った25歳の記者も小学生時代は毎日、ファミコンのできる同級生の家に通ったものだ。当時は友達だと思っていたが、彼が私立中学の受験に失敗し、ゲームができなくなってからは通わなくなった。現代の若者や子供の典型的な遊び方で、人間関係は希薄といえるかもしれない。
小学校卒業から5年もたって直接関係のない教職員3人を襲うなど、少年には供述との整合性に疑問もあり、捜査本部は簡易精神鑑定の実施も検討しているという。「殺すつもりはなかった」のに引き起こした殺人事件。それだけに恐ろしい。
http://www.daily.co.jp/gossip/2005/02/16/161656.shtml
追加:「JANJAN」の記事は下記からに転載でした。
http://www.janjan.jp/living/0502/0502243927/1.php