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ミラーマン植草、東海道線ハレンチプレー暴露
公判で検察側 ひざで女性の足を挟み、自分の局部をサワサワ…
JR品川駅のエスカレーターで手鏡を使い女子高生(15)=当時=のパンツを見たとして逮捕・起訴された元早大大学院教授、植草一秀被告(44)=写真=の公判は、検察と弁護側双方の激しい法廷バトルが繰り広げられている。2日の第11回公判では、検察側が“ミラーマン”のハレンチ前科をバッサリ。ひざで女性を挟み、自分のイチモツをいじくるなど、新たな変態癖を暴露した。
この日の公判は約3時間半にも及んだ。検察側は植草被告を追い詰めようと、迷惑防止条例違反で罰金5万円の略式命令を受けた“恥ずかしい過去”を蒸し返した。
それによると、平成10年1月30日午後9時20分ごろ、植草被告はJR東海道線上り普通電車に乗っていた。電車は横浜駅を出て川崎駅へ向かう途中で、植草被告は客車後方の4人掛けボックス席に座っていたという。
そして正面に迎え合わせとなった女性(24)=当時=の両ひざをパンストの上からサワサワ…。さらに女性の足を植草被告の足で挟んだり、自分の局部をズボンの上からまさぐるという奇行に出たため、女性が「感じ悪い」と車掌に訴え、神奈川県警に突き出された。後日、植草被告は容疑を認め罰金を支払った。
だか、2日の法廷で植草被告は「女性も私もウトウトしていた」と当時の状況を振り返った。
アソコに手がいったことには「ももに湿疹(しつしん)ができていて、2、3度かいただけ」。パンストタッチは「アタッシェケースをひざに載せて手で抱えていた。電車が揺れて、小指が女性に0.1秒触れた」と全面否認をしてみせた。
当時、罪を認めたことについて植草被告は「警察官に『認めないと大声を出すぞ』とすごまれた」「取り調べの警察官がストーリーを話し、主張が違う内容で調書を作成された」「法律の知識が足りなかった」と、著名なエコノミストらしからぬ弁明で反論した。
このほか法廷では昨年4月のパンチラ事件で、植草被告が逮捕当初から無罪を主張しているにもかかわらず、被害者の女子高生へ示談金200万円を提示したことを検察側が問い詰めた。植草被告は「示談という言葉の意味を知らなかった。迷惑料のつもりだった」と、首をかしげてしまうような理由を述べた。
次回、21日の公判で最終弁論が行われ、パンツをめぐる泥沼法廷劇は結審する見込みだ。
ZAKZAK 2005/02/03