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(回答先: 裏を見せ表を見せて散るもみぢ ーーー良寛の死に際。終末期医療とは関係ないけど。 投稿者 染川瀝青 日時 2005 年 10 月 16 日 11:07:42)
良寛の言葉といえば、
「君看ずや双眼の色 語らざれば憂ひ無きに似たり 」
の言葉を記憶しています。
若い頃は、この言葉にも惹かれました。
「裏を見せ表を見せて散るもみじ」
貞信尼はこの言葉をどんな気持ちで聞いたのでしょう。
良寛にはあの世とこの世の境がまったくないですね。
しかも、気張ったところが全くない。
一休が(仙涯だったかもかもしれない)「死にとうない、ほんまに、ほんまに」
でしたっけ?
これも人を食っていて可笑しいのですが、
個人的には良寛のほうが好きですね。
しかし、貞信尼の様な人もいない、悟りも開けない人の言葉はどうしましょう。
「われを見せ、迷いをみせて散る黄泉路」かな。