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(回答先: 星野仙一激怒 投稿者 ニコちゃん 日時 2005 年 10 月 05 日 05:38:10)
http://wakayama.no-blog.jp/index/
阪神タイガースが優勝し、楽天の田尾監督の後釜に野村さんが就任という話で流れているが、阪神と楽天との差で面白いデーターが有った。それは、コーチの人数である。阪神が全球団で2番目に多い22人なのに対し、楽天は全球団最下位の12で10人も少ない。支配下選手が70名迄と限られている中、コーチ一人当たりで換算すると、阪神がコーチ一人当たり、3.1人に対し、楽天が5.8人でおよそコーチ一人当たり倍の選手を見なければならない計算だ。
楽天の三木谷オーナーから見れば、コーチが野球をするのではないから、大勢のコーチが必要ではないと思ったかもしれない。また、新球団の割に他球団からきたベテランも多いので、そう思ったのかもしれない。
が、記者が考えるのは楽天という昨今流行のIT企業の社風も関係している。それは、それらの企業が買収で会社を大きくしてきているからだ。経営者にとって自前で人を育てるより、育った人を買う方がより効率が良いと云うこと。つまり、楽天が証券会社などを買収する事で売上がそのまま上積みするので、モノに成るかならないか判らない新人を育てるより、実績のあるベテランを外から買ってきたほうが確実であるからだ。しかし、そんな計算が上手くいかないのが野球の面白いところで、金満在京球団が金にものを言わせて他球団の4番をかき集めた結果があれなのは、ものの見事に証明している。
言葉が悪くて申し訳ないが、ソフトバンクと違い、楽天はBクラスの球団が合併し、そして、それを絞った残りカスを集めた球団なわけである。記者に言わせれば、ソフトバンクが相撲でいう横綱とすれば、楽天が良くて前頭だろう。そう思えば、今シーズンの対戦成績で3つも金星を挙げているのだから、立派だと云う他はない。
球団楽天の恵まれているところは社会と違い、いくら前年度負け越しても新シーズンになれば、不思議な事に借金が無くなっている事だ。これは非常に大きい。 そして、三木谷オーナーは基礎を教え込むのが得意と自負している野村さんを監督に迎えようとしている。選手としてまた、監督として偉大な野村さんを迎えるからには、野村さんの言う事を良く聞いて、もうすこしコーチを増やし、若手を育てながら長期的ビジョンに立って球団経営を行って欲しい。場合によっては、野村監督が阪神で3年連続最下位を経験したのと同じように3年連続最下位を享受しなければならないかもしれない。そして、本当に強いチームを作りたかったら、人を呼べるといって客寄せパンダ的に先の短い有名選手を入れるような愚策は止めておいた方が良い。