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星野仙一さんが村上ファンドに対して、強い怒りを表明したそうです。星野さんは「タイガースは私的ではなく公共のもの。」と言い、阪神タイガースの親会社である阪神電鉄株を買い進める村上ファンドに対して激しい不快感を持っているようです。
数ヶ月前にあった、ニッポン放送の時もそうでしたが、向かう相手が違うのではないでしょうか?
ニッポン放送の時も今回も普通にお金を出せば買えるものを買っただけです。お金を出せば買える物をお金を出して買った村上ファンドに対して、タイガースは公共のものだから勝手に買うな、というのはどう考えてもおかしいでしょう。それなら、阪神電鉄に対して公共の物であるタイガースの親会社であるのだから、上場をするなと怒るのが先ではないかと思います。
「勝手に買うな」ではなく「勝手に売るな」と怒るのであればまだ理解できます。
このような問題が起きるのは上場するというリスクを考えずに、目先の利益に走った結果ではないでしょうか?今までは昔の日本的なビジネスで株も考えていたのかもしれませんが、それではもう時代遅れとなっているのでしょう。
上場会社もしっかり考え直す時期に来ているのでしょう。今何も考えずにふんぞり返っている役員がいるようであれば、その会社の未来はないかもしれません。
星野さんも阪神タイガースが好きで公共の物だと思っているのであれば、公共の電波を使って発言できる立場にいるのですから、村上ファンドにではなく阪神電鉄にしっかり上場廃止しろと言えばいいのです。
上場企業の株を買うな、という考えを早く直す必要があるでしょう。