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先週、よりによって建国記念日に小泉首相が韓国の駐日大使らと
札幌、真駒内会場に設置された韓国の世界遺産の水原華城の雪像前で、
韓国の舞いなどを観ながら、日韓友好年を祝ったことを、2ちゃんの
ニュース板に多少の皮肉まじりに書き込みをしたのを最後に、突然
『公開プロクシに該当』という理由で、全板の書き込みが不可能に
なっています。即、解除を依頼し、現在復帰待機中の身なのですが、ここ
阿修羅もHOMEから入場すると3回に2回はフリースしてパソコンが
止まる有り様です。荒らしをした事もない身に突如降ってわいた災難を
加齢から来る柔らかくもない頭で考えると、書き込みできないのは
首相を皮肉った事に対しての誰かの陰謀か?などと、ついつい
被害妄想も入り混じっての、いささか自嘲気味の毎日です。
今日はこんな愚痴を吐きに来たのではないのですが、建国記念日について
を少々。建国記念日が国の祝日と制定された時、自分は小学生でした。
決定するまで与野党の紛糾が都度テレビで放映されていたと記憶しています。
その制定を決めた側の党首が、後年、建国記念日当日に祝賀行事よりも、日本の
右傾化を本音では快く思わないと噂もありや否やの韓国の方と一緒に過ごしたことに
驚きを禁じ得ません。日本の報道では、首相が雪像を作った自衛隊員の慰問を
大々的に報道していたようですが、韓国側の思惑は多少ちがったようです。
元々雪まつりというイベントが韓国にはないそうで、今回日本が韓国の世界遺産を
作ってくれたことを高く評価する報道がなされたそうです。そのうえ、一国の首相が
自国の建国記念日という日に、祝賀よりも一日中韓国と共に過ごしてくれた事も。
わたし達は7月4日には好む好まざるに関係なく、メディアで建国記念日を祝う
アメリカ国民の姿を目にしますし、7月14日にはフランスのそれを、今は
中華圏の旧正月の話題を目にします。このように、建国記念日をたいせつに思わない
国など、どこにありましょう。もちろん、日本の場合は過去の問題もありますが
建国記念日を祝う側、それをクールに距離を置いてみつめる側の集会等、賛否両論を
ニュースに流してもいいように個人的には思いますし、なによりも建国記念日は
どんな因果があったにせよ日本国籍を有して生まれてきた自分自身のルーツ、
自分自身の精神的な支柱と、普段の日以上に向き合いやすい日だと思うのです。
最近の世相をみて、日本人が日本人たらしめると感じられるものが減ってきているのも
案外こういう節目、節目を粗末にしていることも無関係ではあるまいと思えるのです。
政治的には無知のノンポリですが、何か将来の不安をぬぐいきれないものを感じています。