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16日午前11時46分ごろ、宮城県南部で震度6弱を記録する地震が発生。阿部勝征東京大学教授は「発生場所とメカニズムは、想定される宮城県沖地震と同じだが、本命としては規模が小さい。この辺りの地震の特徴として、比較的大きな地震の数カ月後に本命が来ることがある」と今後、大地震が起こる可能性を示唆した。
地震が起きた宮城県の牡鹿半島沖は、日本海溝で太平洋プレート(岩板)が陸側のプレートの下に潜り込み、周辺でM7・5クラスの大地震が繰り返し起きている。M7クラスでは、過去約200年間に6回、26・3〜42・4年の間隔で発生しており、政府の地震調査委員会も、今年1月、今後30年以内に99%の確率で発生すると警告していた。
阿部氏は「前回1978年の宮城県沖地震の時は、2月にM6・7が起き、6月に本命が来た。余震の状況などを見ないと断言できないが、今回も同じ道をたどることも考えられる」と警戒を呼びかけている。
[ 2005年08月17日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/08/17/02.html