現在地 HOME > 地震・天文12 > 466.html ★阿修羅♪ |
|
07/11 20:28 噴火時は5段階に分け避難 富士山広域防災で検討会
国や神奈川、山梨、静岡の三県などがつくる富士山火山防災協議
会の検討会は十一日、富士山の噴火を想定した初の広域防災対策の
報告をまとめた。噴火時の危険度に応じ、避難が必要な区域を五つ
に分け、危険な区域から優先的に避難できるような態勢をとること
などを求めた。
今後報告を基に、噴火対策で国が実施する内容を示す広域防災の
基本指針を作成する。三県と周辺市町村は境界を越え、溶岩流や土
石流など災害に応じて、避難所や避難ルートを指定する地域防災計
画づくりを急ぐ。
噴火時に避難が必要な区域は、/(1)/噴火口とその周辺/(
2)/三時間以内に溶岩流が到達する/(3)/二十四時間以内に
溶岩流がほぼ確実に到達する―など危険度に応じて五段階に分けた
。
実際に富士山が噴火した時は国と三県、地元市町村が現地に設置
する合同対策本部は、噴火の規模や気象条件などに基づき五区域を
指定。自治体は危険度の高い区域から噴火情報を伝達し、観光客や
住民らをあらかじめ協定を結んでいたバス会社のバスに乗せて避難
させるなどの措置をとる。
噴火の可能性を示す臨時火山情報が出た時は、既に作成している
ハザードマップ(災害予測区域図)などに基づき、観光客を下山さ
せ、住民のうちお年寄りや障害者らを優先して避難させる。
20050711 2028
[2005-07-11-20:28]