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(回答先: 地震 震源地付近は過去にもM5級 気象庁(熊本日日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 6 月 03 日 20:35:26)
断層帯活動で発生か 布田川・日奈久 M3以上が続発
熊本県上天草市で震度5弱を記録した地震は、八代市付近が震源とみられる。同市には、阿蘇外輪山西側から八代海南部まで約百キロにわたって数十本の断層が連なる「布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯」が走っており、専門家からは同断層帯の活動によって発生した可能性を指摘する意見が上がっている。
同断層帯は、国が調査した全国の主要九十八断層帯の一つ。南阿蘇村―甲佐町の北東部、甲佐町―芦北町の中部、芦北町―八代海南部の南西部の三区間に分かれ、八代市を通る中部は、阪神大震災のマグニチュード(M)7・3を上回るM7・6程度の地震が発生する可能性があるとされる。今後三十年間の発生確率は「高い」と位置づけられている。
今回の地震について、福岡管区気象台の平井俊一・地震火山課長は「今回の震源は断層帯の北に十数キロずれており、関連は不明」としているが、九州大地震火山観測研究センター長の清水洋教授(地震学)は、震源の位置などから「同断層帯の地下深くでつながる断層で起きた地震とみられる」と分析。周辺では、二〇〇四年十一月から十二月にかけてM3以上の地震が六回発生しており、活動の活発化に注意を呼び掛けている。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news001.html