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(回答先: 関連:地震に対する緊急のご連絡 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 5 月 28 日 20:19:42)
地震の前後に高周波の電磁波が生ずるらしい事は、これまでしばしば観測されています。地下の岩盤が圧縮される際に生ずる小さなひび割れがこの電磁波を生成するのだろうと解釈されています。よく知られた事例がギリシャの地震予知VANです。
串田さんの観測がVANNとおなじものであるのか否かは定かではありません。串田さんは、其の著書で(講談社かどこかの新書版)、神戸地震に始まるこれまでの観測を地震学的にとは言い難いけれどもありのままを記述しています。電波の到来方向と、その振幅の減衰から推定される発生源位置は、少なくない空振りはあるけれども比較的確度が高いというのが特に地方自治体の防災関係者による隠れた評価のようです。何人かの地震専門家はこの串田信号の物理的背景を実際に研究しています。しかし、VANにあってもその時間精度は10ー30日、位置は100キロずれることはあたりまえ、推定される大きさの精度もよくありません。串田さんの観測がVANNを上回って入るとは思えません。
発生したなら、それはそれで、地震予知研究に新たな経験が蓄積されたということになります。