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■福岡沖地震 ドーム沖で余震多発 予知連で東大報告「警固断層の一部か」
http://www.nishinippon.co.jp/news/2005/0320jishin/kiji/050517_2.html
福岡沖地震を引き起こした玄界灘部の断層が、福岡市中心部を走る警固断層と一連のものである可能性が高いことが高知大と東京大の調査で分かり、十六日に都内で開かれた地震予知連絡会で報告された。また陸側の警固断層に近いヤフードーム(福岡市中央区)沖で小さな余震が多発していることも新たに判明。警固断層が動く予兆かどうかについて、東大は「今後の活動は予測が難しいが、大変注目に値する。安心はできない」としている。
高知大と東京大は四月から五月にかけて博多湾内の海底の音波探査を実施。その結果、警固断層の延長線上にあたる海側にも断続的に断層が見つかった。このため、警固断層と福岡沖地震を引き起こした断層は、地下深くでつながり、「志賀島沖付近で折れ曲がる一連の断層帯である可能性が高い」という。
また、ヤフードーム沖で小さな地震が多発していることも判明。本震直後の三月二十二日にマグニチュード(M)1・6、四月二十九日にはM1・5の地震があり、その深さは約十五キロだったという。東大地震研究所の島崎邦彦教授は「警固断層の一部でないかとみられる」と指摘した。
[2005/05/17]