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(回答先: 福岡で震度5強 最大の余震 35人重軽傷 通勤・通学混乱(西日本新聞) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 4 月 20 日 21:20:41)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html
余震域、博多湾に拡大 専門家 警固断層への影響危ぐ
志賀島(福岡市東区)の北部沿岸で二十日朝、最初に発生した震度5強の地震は、福岡沖地震の余震域の南東端が震源とみられる。ただ、余震はその後、海の中道(同)と能古島(同市西区)の間の博多湾で続発。九州大地震火山観測研究センターは「福岡沖地震で崩れた断層の端の破壊が進み、余震域が南東方向にさらに五キロほど延びたとみられる」と話している。
本震から一カ月後に最大震度の余震が発生したことについて、気象庁は内陸や内陸に近い地震としては珍しいと説明。一方、同センター長の清水洋教授(地震学)は、「余震発生は活発期と平穏期を繰り返し、長期に及ぶ。本震よりマグニチュード(M)が1くらい小さい余震は一カ月後でも起こりうる」と話す。
M5・5以上の余震の発生確率は非常に低いとみていた福岡管区気象台は、「今回の余震が、新たな余震を誘発することも考えられる」として、五月中旬ごろまでは震度4程度の余震が発生する可能性を指摘する。
余震域が福岡市街地に近づくように博多湾に延びたことで、専門家から余震域の延長上に位置する警固断層への影響を危ぐする意見が相次いだ。
福岡沖地震後のシミュレーションで、警固断層が今後三十年以内に動く確率が、阪神大震災発生前の断層並みの7%(これまでは0・4%)に高まったと指摘した、産業技術総合研究所活断層研究センター(茨城県つくば市)の遠田晋次主任研究員は、最大余震が警固断層に最も近い位置で発生したことから、「断層に圧力が加わり、確率はさらに高まった可能性がある」と話している。