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01/16 21:44 火葬容認めぐり論争 エジプト宗教界
【カイロ16日共同】スマトラ沖地震後の感染症拡大を防ぐため
、インドネシアなどで犠牲となったイスラム教徒の火葬を認めるか
どうかをめぐり、イスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルを擁
するエジプトの宗教界で論争が起きている。
イスラム教では土葬が通常で、死者を火で責めることになるとし
て火葬は強く忌避される。
しかし十六日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトによると
、エジプトのファトワ(宗教見解)委員会のトップ、アリ・ゴマ師
は大量の犠牲者が出た状況を勘案し、火葬を容認する意見を出した
。
同師はこの中で、感染症が広がれば「悲劇の規模がさらに大きく
なる」と火葬を認める理由を説明した。しかし多くの宗教指導者か
ら「火葬はイスラム教の戒律に反する」「死者の尊厳は、生きてい
るときと変わりがない」などと反対の声が上がった。
遺体そのものを火葬にするのは認めないが、津波で崩れたがれき
に埋まった状態で燃やすのは問題ないとの意見も出て論争は続いて
いる。
アズハルにはインドネシアなど東南アジアのイスラム教徒も留学
している。
20050116 2144
[2005-01-16-21:44]