現在地 HOME > ホロコースト1 > 810.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 高橋秀実著『トラウマの国』に、【公明・共産党の秘密協約】とありましたが? 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2005 年 4 月 19 日 10:18:26)
たしかお互いを勧誘するのはやめようやというものでしょう。今じゃ共産党の勢力があまりにも落ち切ったから考えられないかも知れないが、当時は公明党の幹部でも協定を考えるほどの勢力だったのよ。これはすぐに潰れ、公明は11年後に社公合意で、今度は地方レベルでも共産党排除に取り掛かる。で、社民党も今は潰れかかっているからもはや革新政党と組む必要はなくなり、自民党と結託して永久与党な訳だ。今の日本が右傾化した責任も元はといえば、公明の原則のなさにと、中曽根以後の自民党が抱擁して絞め殺すというコミンテルン方式を採用したことによるものだ。自民党自体が政治的マヌーバであり、元左翼を抱えているが故に、右傾化軍国化工作で左翼を抱きこむのは案外容易なのだ。実際は創共協定が結ばれた佐藤の頃から非公然にやっていた可能性はある。
安倍や中川、石原といったストレートなタカ派が台頭するまでは、どっちかいうと、親左翼的な寝業師が左翼の合意を得て、意見を聞きながら、抱きこんで絞め殺すことをしていたが、その成果が細川政権あたりで現れ、左翼の力が弱くなりすぎたので、こういう老獪な自民党の寝業師連中を追い出して、正面からタカ派的主張をしても大丈夫な状況になってきた。これが自民党の世代交代なのである。世代交代以後は左翼弾圧はストレートになってきた。自民党が左翼に遠慮する必要がなくなったからだ。チャイナロビー、韓国ロビー、朝鮮ロビー、ロシアロビーを排除し、今後は親ネオコン一辺倒でやっていくという所だ。小泉内閣は粛清内閣なのである。