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「マルコポーロ」1995年2月号の私の記事から引用します。
・・・連合軍は、戦後ドイツで大量のドイツ政府文書を押収した。
それによって、戦争中ドイツが何を検討し、何を命令したかが明ら
かになるからだが、その押収されたドイツ政府文書の量は、アメリ
カ軍が押収したものだけでも千百トンに及んでいる。ところが、戦
後、連合軍が押収したそれらのドイツ政府公文書の中に、ヒトラー
もしくは他のドイツ政府指導者が『ユダヤ人絶滅』を決定、命令し
た文書は、一枚も無かったのである。実際、連合国は、ニュールン
ベルク裁判において、ドイツの指導者が『ユダヤ人絶滅』を命令し
た文書を提出していない。これに対しては、『ナチが証拠を隠滅し
たから文書が残らなかったのだ』とか、『ユダヤ人絶滅は極秘事項
だったので、命令は口頭で為されたのだ』とかいう反論が予想され
るが、そうした主張は、あくまでも『仮説』でしかない。事実とし
て、そのような文書は、今日まで、一枚も発見されていない。もし、
証拠となる命令文書はあったが隠滅されたとか、命令が口頭でなさ
れたとか主張するなら、その証拠を提示するべきである。・・・
(「マルコポーロ」1995年2月号・西岡昌紀「戦後世界史最大の
タブー・『ナチ『ガス室』はなかった』より)
この箇所については、特に訂正すべき事は有りません。