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(回答先: ナチスドイツがユダヤ人を差別、迫害した事自体は明白。 投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 2 月 28 日 00:18:46)
続きです。
・・・この章の最後に私は、皆さんに或る事を考えて頂きたいと思います。
それは、次の様な事です。「マルコポーロ」廃刊事件以来、一部の人々は、
私のこうした見解に猛反発をし続けていますが、そうした反発の多くは、
非常に感情的な物です。
彼らの多くは、私がユダヤ人犠牲者を冒涜したとでも言う様な「批判」
を加え続けて居ますが、あえて皆さんに考えて頂きたいと思います。一体、
死者を冒涜して居るのは、どちらの方なのでしょうか?・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・戦争と言う物は、ただ単に戦闘によって尊い人命を奪うだけでなく、
病気という形でも、多くの罪の無い人々の生命を奪うものなのです。こう
言う事を忘れたか、或いは知らない人々が、「ガス室」に固執し、私が述
べた様な議論に反発するのです。そこで、私は、その人たちにあえて問い
かけたいと思います。チフスで死んだユダヤ人たちは、悲惨ではなかった
のでしょうか?即ち、そう言う反発の根底には、「ガス室」で殺される事
は悲惨だが、チフスで死ぬ事はそれほど悲惨ではない、とでも言う様な、
奇妙な前提が無意識の内に横たわっている様に思えるのですが、これは、
全くおかしな事ではないでしょうか?そういう人たちは、あのアンネ・フ
ランクもチフスの犠牲者だったと考えられている事を、忘れているのでは
ないでしょうか?
(西岡昌紀「アウシュウィッツ『ガス室』の真実」(日新報道・1997年)
241〜243ページより)
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc9708.html