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言うまでも無い事なのですが、私は、ナチスドイツがユダヤ人を差別、迫害した事自体は明白だと言う認識に立ってこの問題を論じて来ました。今更繰り返す必要は無いと思いますが、念の為、自著の一節を引用しておきます。
・・・以上の事から、私が言いたい事は、あの大戦中ユダヤ人が悲劇を体験
しなかった、等と言う事ではないのです。そうではなくて、ユダヤ人たちに
は、これまで言われて来た話とは全く別の悲劇があったと言う事なのです。
ですから、もし、誰かが、このように、多くのユダヤ人が差別され、収容所
で病気に苦しみながら生命を落としていった事や、ソ連領内などで非戦闘員
が大量に殺された事を「ホロコースト」と呼ぶのであれば、私はためらう事
なく「ホロコースト」はあった、と言います。
しかし、既にお話して来た事からお分かり頂ける様に、ドイツが「ユダヤ
人絶滅」を計画し、その目的で「ガス室大量殺人」を行なった、というこれ
までの主張には、私は、現状では、全くもって同意出来ません。そんな証拠
は何もありませんし、証言は不合理に満ち満ちて居るからです。又、そうし
た主張と両立し得ない客観的証拠や証言が多数存在するのですから、そうし
た事柄全てに合理的な説明がなされ、証拠が示されない限り、私は、これま
での「定説」には全く持って同意する事が出来ません。当然、その様な主張
が「ホロコースト」と呼ばれるなら、私は、その「ホロコースト」を信じる
事は出来ません。「否定する」と言う言い方はあえてしませんが、それは、
先程も述べた様に、証拠が示されるなら信じよう、と言う意味です。又、こ
れだけ不合理な話であっても、信じる人が他者に信じる事を強制しない限り、
信じる事は自由だと思うからです。ただし、それは、最早、事実ではなく、
信仰と呼ぶべき物ではないかと私は思います。皆さんは、そうはお思いにな
らないでしょうか?
(西岡昌紀「アウシュウィッツ『ガス室』の真実」(日新報道・1997年)
240〜241ページより)
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc9708.html