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郵政民営化に対する原理主義的な反対勢力は論外としても、
「成立を急ぐべきではない」とか「拙速は避けるべきだ」等の
一見、良識派ぶった「慎重論」を述べる人達がいる。
しかし、ここではっきり言っておこう。
「今国会」で通らなければ民営化なんて永遠にできない。
その結果、国か民間から巨額の金を吸い上げて、
特殊法人や非効率な公共事業に垂れ流す体制は、
これからもますます肥大化していく一方だろう。
「本当にそれでもいいのですか?」と問いたい。
今回の一連の動きで解ったと思うが、
族議員の動員力や情報操作の巧妙さにおいて、
郵政ほど強力なロビー集団は日本に存在しない。
もし、これで小泉が郵政民営化に失敗したら、
二度とこんな無謀な戦いを挑む首相は誕生しないだろう。
また、小泉自身についても来年の任期切れが迫るにつれて、
徐々にレイムダック化してくるのは避けられない。
今の小泉の力で法案を成立させられないのなら、
さらに力が落ちてくる今後の国会では絶対に通せない。
まして、これだけ言った民営化法案が潰れれば、
それだけで一瞬にしてレイムダックだ。
「今国会」で法案が成立しないということは
永遠に民営化できないということとイコールだ。
国民はそのことをはっきりと意識すべきだ。
そんな情況で「急ぐな」とか「拙速は避けろ」などと
言っている奴らは、民営化潰しの確信犯以外の何者でもない。
良識ある国民はそんな連中に絶対に騙されてはならない。
仮に内容が多少拙速でも走りながら直すことはできる。
しかし民営化という大きなハードルは今でなければ越えられない。
細かい所をあげつらってケチをつけるのではなく、
今はとにかく民営化することだけを求めて声を挙げていくべきだ。
ともに戦っていこう。
http://blog.melma.com/00099352/20050406230703