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(回答先: 世銀の途上国代表と面談 ウォルフォウィッツ氏 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 25 日 06:34:25)
ブッシュ外交支える4女性
側近・ヒューズ氏/抜擢・パウエル氏/復帰・チェイニー氏/牽引・ライス長官
【ワシントン=近藤豊和】中東など世界の民主化推進や親米的国際世論の拡大を主要外交課題とするブッシュ米政権で、四人の女性高官の手腕がカギを握ることになりそうだ。いずれもブッシュ大統領と極めて近い位置にあり、米政官界の女性勢力の伸長にもさらに拍車がかかっている。
パブリック・ディプロマシー(広報外交)の戦略総括責任者としてワシントンに戻ったのは、元テレビ局リポーターで、大統領がテキサス州知事時代からの側近中の側近だったカレン・ヒューズ氏上。今月十四日に、広報外交担当の国務次官に指名された。
昨夏、大統領選の情報合戦の最終盤で選挙戦チームに参加したが、公職への完全復帰は、〇二年に「家族との時間を大事にしたい」と大統領顧問の職を辞して以来のことだ。
中東などの反米世論の悪影響を懸念するブッシュ政権は、「いかに親米的な国際世論を構築するか」を課題としているが、IT(情報技術)の普及が進む中、メディア対策をはじめ、外交政策や国際的支援などを通じて「より良い米国のイメージ作り」を指揮することになる。
ヒューズ氏の補佐役となるのが、広報外交担当の国務副次官と教育文化担当の国務次官補に指名された三十一歳のディナ・パウエル氏だ。
エジプトから両親とともに四歳の時に移民。英語とアラビア語を流暢(りゅうちょう)に話し、共和党下院議員スタッフから、ホワイトハウスの人事管理部長に抜擢(ばってき)され、ブッシュ大統領がその聡明(そうめい)さにほれこんでいるという。
中東外交の要に戻ったのは、チェイニー副大統領の長女、エリザベス・チェイニー氏=同左上。先月、筆頭国務次官補代理に指名され、中東民主化のための拡大中東・北アフリカ構想などを担当する。
エリザベス氏は、ブッシュ政権一期目の〇二年から〇三年まで、やはり中東担当の国務次官補代理を務めた。出産や育児のために公職を離れていたが、同省傘下の国際開発局(USAID)などでも活動したキャリアをもう一度、生かすことになった。
三人を束ねるのは、ライス国務長官。その才女ぶりはすでに知れ渡っているが、パウエル前長官が外遊回数の少なさを指摘されたこともあってか、欧州やアジア歴訪など、早くも積極的に飛び回っている。
二〇〇八年の次期大統領選出馬の観測も飛び出した。本人は否定しているが、民主党がヒラリー上院議員を擁立したら、共和党もライス氏を担ぎ出すとの見方は根強く残っている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27int002.htm