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ロンドン外為:ドル上昇−香港中銀総裁らがユーロ・シフトに警告
3月21日(ブルームバーグ):21日午前のロンドン外国為替市場では、ドルがユーロに対して上昇し、2週間ぶり高値圏。香港の中央銀行にあたる香港金融管理局(HKMA)の任志剛(ジョゼフ・ヤム)総裁らが同日、香港の会議で講演し、アジア各国の中央銀行が外貨準備としてのユーロ保有を急激に拡大させるべきではないとの趣旨の発言を行ったことを受けた。
任総裁は、「ユーロはこの地域で非常に普及した通貨になる可能性があり、それが国際金融の安定を脅かす恐れがある」と述べた。また、同会議では欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクリスチャン・ノワイエ仏中銀総裁も、「中央銀行の立場から言えば、重要なことは、この資産分散が秩序立てて行われ、国際金融市場に混乱を与えず、外国為替市場に過剰な圧力を与えないということだ」と述べた。
EBSによれば、ロンドン時間午前8時40分現在、ドルはユーロに対し、1ユーロ=1.3210ドルと、前週末遅くにニューヨーク市場で付けた同1.3325 ドルから上昇。ドルは円に対しても、1ドル=105円16銭と、同104円75銭からドル高水準で推移している。
RBCキャピタル・マーケッツ(ロンドン)の為替ストラテジスト、モニカ・ファン氏は「推測されるのは、アジア各国の中央銀行はユーロの急激な上昇を非常に懸念しているということであり、それはつまり、ドルの急激な下落についてもそうだということだ。これがドルを多少支えている」と述べた。