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(回答先: マラッカ海峡 邦人船長ら3人拉致 海賊、曳航船を襲撃 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 15 日 05:18:04)
邦人拉致 無事祈る関係者 船所属の近藤海事 情報収集に追われる
マラッカ海峡で十四日、発生した日本籍タグボート襲撃事件。現場は海賊被害が相次ぐ魔の海。過去の事件では、船員を拉致した後、船のオーナーに身代金を要求する手口が一般的で、家族や関係者らは三人の無事を祈った。
船の所属する北九州市若松区の近藤海事は深夜、二階事務所に職員十数人が集まり、電話の応対や情報収集に追われた。机の上には事件現場と思われる海図が広げられ、男性職員が緊張した表情で見詰めていた。玄関は閉じられ、入り口のシャッターも下ろされた。電話取材にも「事実関係を確認中で、何も話せない」と、慌ただしい雰囲気で答えが返ってきた。
誘拐されたとみられる黒田俊司さん(50)の同市戸畑区の自宅では、家族とみられる女性が電話に応答。「こちらでも何も分かりません。取り込んでいますので」とだけ話した。
東京都中央区の同社支店では、マスコミに対応した社員が「人命がかかっているので外務省に問い合わせてほしい」とだけ話した。
一方、外務省は海賊襲撃の一報が入った午後八時半ごろ、現地大使館に情報収集を指示。退庁していた職員も領事局邦人テロ対策室を中心に急遽(きゅうきょ)呼び戻されたが「船会社から公表を控えるよう依頼されている」と答えるにとどまった。
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■「ロケット弾交え襲撃」
マラッカ海峡で日本船が海賊に襲われた事件で、襲撃を受けた「韋駄天(いだてん)」乗組員の一等航海士の男性は十四日深夜、共同通信の電話取材に対し、海賊に襲われた様子を克明に語った。
同航海士によると、同日夕、十人程度の海賊グループが「突然、激しい銃撃を浴びせてきた」という。船体の少なくとも二カ所に銃撃による穴が開いた。
ロケット弾を交えて襲撃してきたグループに「歯向かうことなどできるはずもなく」乗組員全員は即座に手を上げた。海賊グループはその後、「韋駄天」に乗り込んできて、船長の井上信男さん(56)ら三人を、自分たちの船に乗り込ませ、そのまま逃げ去ったという。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15na1002.htm