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(回答先: Re: 日本の米国債売却を懸念 元通商代表が証言 (共同通信全文) 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 3 月 14 日 20:31:49)
03/12 17:32 米経済最大のかく乱要因 台頭する中国の動向注視
【ワシントン12日共同】海外マネーによる米国債の大量保有が
、米経済最大のかく乱要因との見方が金融市場で強まっている。最
近のドル安基調を嫌った一部海外勢が、ユーロなど他の主要通貨に
投資先を振り向ける動きが出てきたためで、米政府当局者や市場関
係者が特に注目しているのが中国の動向だ。
中国は人民元相場をドルに事実上固定するため、大量のドル買い
介入を実施。膨らむ外貨準備の運用先として米国債の購入を拡大し
、昨年十二月時点の保有額は日本に次ぐ千九百三十八億ドル(約二
十兆円)となった。
米貿易赤字の四分の一を対中国分が占め、米経済に対する中国の
影響力が強まる中、ブッシュ政権は中国による米国債売却を恐れて
いるとの見方もある。バーシェフスキ元米通商代表が指摘した政権
内部の懸念が、現実味を帯びてきたわけだ。
小泉純一郎首相が今月十日、外貨準備の運用先を「分散すること
が必要だ」と述べるとドルが売られ、日米の財務省が火消しに追わ
れた。
米国の財政・経常収支の「双子の赤字」が過去最大規模に達し、
中国など海外資金への依存度合いが高まる中、国際金融市場の安定
性は一段と揺らいでいるといえる。
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[2005-03-12-17:32]
03/12 17:29 バーシェフスキ氏略歴
シャリーン・バーシェフスキ氏 1950年8月11日、米イリ
ノイ州シカゴ生まれ。ウィスコンシン大卒。米法曹協会の国際法部
門副会長、米通商代表部(USTR)次席代表などを経て、97年
3月―2001年1月通商代表。現在は米ワシントンの法律事務所
の上級国際パートナー。代表在任中は、日米包括経済協議や半導体
、保険分野での交渉に強硬な姿勢で臨み、中国の世界貿易機関(W
TO)加盟実現にも道筋をつけた。(ワシントン共同)
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[2005-03-12-17:29]