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(回答先: ニッポン放送 新株予約権発行差し止め 損失「証明」が不可欠 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 13 日 10:53:26)
週明け 株出来高に注目
ライブドアがニッポン放送株の過半数取得を目指していることについて、週明けの株式市場で、同放送株の売買動向が注視されそうだ。同放送株の売買高は、フジテレビによる株式公開買い付け(TOB)が成立した七日を機に減少しつつある。十一日朝には東証の時間外取引で九万六千株の同放送株が売買されるなど不透明な動きもあったが、市場に流通する株数が細っている。
一方で、株価は小幅の値動きにとどまっている。フジテレビのTOB成功で、ライブドアを含む大株主上位十者の保有比率が80%を超え、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触する可能性があるが、市場では「ライブドアが買い増しを進めていることが、株価を下支えしているのではないか」との声も強い。
ライブドアが七日までに取得したのは発行済み株式の42・23%にあたる千三百八十万株余り。取得資金は合計八百五十億円を超えた。議決権比率で確実に50%を超えるには約二百五十万株を追加取得しなければならず、十一日の終値(六三〇〇円)ベースで計算すると、まだ百五十億円を超える資金が必要となる。
ライブドアが、六月に開かれるニッポン放送の定時株主総会で過半数の取締役を送り込み、経営権を掌握するには、三月末の株主名簿で名義を確定しなければならない。
三月末の株主名簿に載せるには、遅くとも今月二十五日までに買い付けを終え、名義書き換え手続きをしなければならない。堀江貴文社長は十一日の記者会見で、「過半数を目指す」としており、週明けからのニッポン放送株の出来高が注目されそうだ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13kei002.htm