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(回答先: 当然の判断であるとともに、法の支配の健全性を示した。 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 3 月 11 日 23:12:43)
ホリエモンにとって、これからが正念場だ。
レガシーシステムによるあらゆる妨害、謀略が行われるだろうが、なんとか勝ち抜いてほしい。
たぶん、珍妙な闘いになるのは、産経グループにパラサイトしている「正論」論壇人脈だろう。
もう一つ、珍妙な闘いになると予想されるのは、保守政治家、財界人、メディア業界人だろう。
珍妙というのは、すでに産経新聞に対して指摘されていることだが、市場主義経済を主張しながら、今回のケースでは規制、規範、公共などを提唱するという自己矛盾に、フジ側が落ち入っているからだ。
これは小泉政権も同様である。これまでの主張通り、アメリカの指示通りの立場を維持しようと思えば、表層的には、ホリエモンを応援しなければならない。
ある意味、ホリエモンの路線は、日米の政権、政策のお墨付き、錦の御旗を掲げているのである。彼らが正面から否定することは、最初から封じられている。
それにしても、こうした時流を読めない経済評論家、株式評論家、コンサルタントがなんと多いことか。
この期に及んでも、頓珍漢なフジサンケイグループ擁護、ホリエモン批判を繰り返している。
彼らは、メディアも、インターネットも、ほとんど理解していないし、決定的に勉強不足だ。
こんなことでは2011年までに起こるメディア革命、情報資本主義革命についていけないぞ。
もちろん、ホリエモンといえども、その全貌をつかんではないないだろう。
しかし、その衝撃の大きさをリアルに感知しているはずだ。
世界のソニーが、iPodのアップル(液晶のサムスンを加えてもいい)に追い落とされたように、レガシーシステムも一瞬で崩れる時代が到来している。
これから何がおこるかわからないが、ニッポン放送やフジのトップが言っているような寝言が通用する時代はとうに過ぎ去った。
その意味で、フジサンケイグループと運命共同体意識が染み付いているニッポン放送幹部は、彼らが望む通り、退場してもらった方がいいかも知れない。
しかし、この不況、職業難のご時世に、旧体制のために現在の職場を捨てると考えている中堅や若手社員がいるのだろうか。
既得権の中でぬるま湯体質がしみ込んだ幹部、社員など、どこの企業でも不要だろう。