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(回答先: マネーサプライ増える状況をつくる必要=竹中担当相 (ロイター) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 08 日 11:04:25)
考え違いの竹中大臣
彼はマネーサプライが増える状況を作らないとデフレが克服できないと言ったがその後ハイパワードマネーを適切に増やすこと、そして信用乗数を上げることが必要だと言った。日本語交えずやたら英語のような物を使いたがるのは、学者や政治家良くやるごまかしの手口の1つだろう。もっと適切な日本語を使ってもらいたい。焦点がぼけてしまう。
マネーサプライすなわちお金の全体の量が増えれば確かにデフレは克服できるであろう。しかしその方法としての信用乗数を上げる必要があるというのはおかしい。彼は今なを金融のみでデフレが解消できると思っている。ハイパワードマネ云々にしてもそれが増えないから日銀の貨幣供給が予定より少なくなっているのだ。
お門違いの第一。マネーサプライを増やすには最早投資乗数を上げねば誰も銀行からお金を借りようとしない。
今の日本の状況は普通の企業が日本国内に儲かる様な環境がないと言うことだ。誰も儲からないから投資をしない状況になっているのだ。これを変えねばデフレを克服できない。銀行の信用乗数を上げるのではなく、日本国内の投資乗数を上げる必要があるのだ。そのためには個人消費が増え各企業が人を雇ったり、残業時間を増やす様な政策が必要なのだ。全く別次元の回答だ。これで明らかに彼の政策の中にデフレからの脱却の道筋がないのが明らかになったと思う。
お門違い第2。
ここ4,5年竹中大臣は一体何をなさっていたのですか、それは不良債権を無理矢理銀行から無くし、さらに銀行の合併を繰り返し、銀行をさらなる縮小均衡にも耐えうる状態にしたのではなかったか。それは信用乗数を上げるためにあなたがしたのですよ。驚くほどの低金利で我々庶民の方にはいるはずの金利を無理矢理銀行にはいるようにし向けあげく、銀行が貸し剥がししても倒産しないように銀行資金を潤沢にしてきたのではありませんか。
又今年4月からペイオフをやられるんでしょ。と言うことは信用乗数は十分に上がってきたと言うことでしょう。
信用乗数が上がっているのにどうしてマネーサプライが伸びないの。おかしくありませんか。マネーサプライは、銀行の信用では伸びない。
これではデフレの解消にはほど遠い、さっさとやめろ。日銀の総裁を変えろ。
未だに金融偏重主義を止めるつもりはなさそうだ。これでは再びデフレの罠にはまってしまうだろう。今のような踊り場の景気では赤字財政から脱却出来るほどの税収は上げられない。それ故増税しなければならないと言うのがデフレの罠だ。そしてそれにはまると再び経済がより収縮し国民生活を破壊していくだろう。
今やらねばならないことは企業の投資の機会を増やすこと投資乗数を高めることが重要だ。けっして外需のための投資ではないですよ。国内です。
それには国内の需要を増やさねばなりません。それには個人消費を伸ばすことが最重要課題です。企業は個人消費の伸びに対応して設備投資をします。それがきっかけとなってデフレから解消していくでしょう。個人消費を伸ばすのは最早消費税の減税しかありません。
所得が伸びないデフレ下では、個人に掛かる負担を少なくし消費に回させるのが良い策です。所得減税は日本では消費に回らず失敗しました。だから消費税なのです。
消費税を減額することによって景気を回復させ税収を増やしていかなければ早々に又デフレの洗礼を浴びるだろう。今時消費税を上げて税収が増えると考えてるのは、経済音痴の政治家か位だろう。
消費税下げよう会。