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松下興産9割減資へ 再建計画の概要まとまる
松下電器産業グループの不動産会社、松下興産(大阪府門真市)の再建計画の概要が二十六日、明らかになった。
松下電器や松下家が出資する松下興産の持ち株会社の株式を九割減資して株主責任を明確にし、保有する倉庫を松下電器に最大五百億円で売却するなどで約一千億円を捻出(ねんしゅつ)し、借入金の返済にあてる。
松下興産は観光・リゾート事業が不振で、総額約四千億円の借入金を抱えている。このため、米系不動産投資会社エートス・ジャパン(東京都港区)が百五十億円程度を、松下家も相応額を出資して新会社を設立、収益力のある賃貸オフィスビルやマンション分譲事業を引き継ぐとみられる。
不採算の国内外のリゾート施設やゴルフ場などはエートスを通じて順次売却する。
約二十の取引金融機関からの総額一千億円強の債権放棄による支援が必要とみられており、現在、各行が計画内容の精査を進めている。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20050227/m20050227010.html