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http://www.asahi.com/special/050215/TKY200502250331.html
ニッポン放送の大株主のM&Aコンサルティング(本社・東京都、通称・村上ファンド)は25日夜、同放送が発表した新株予約権発行について、「日本の株式市場にとって重大な悪影響を与えかねない」との見解を表明した。
インターネットのホームページで発表された見解は「調達する資金の使途が明確でなく、希薄化した株式の価値が将来的にどのように高まるか理解できない」「株式会社制度では、株主が取締役を選ぶ。仮に経営陣が好まない株主に株式を保有されたくないのであれば、株式を非公開化すればよい」「日本の公開企業にようやく根付き始めた、株主による経営陣に対するチェックや統治の努力も台無しにし、国内の年金・信託、外国人の資金が愛想を尽かして海外に逃げてしまう」などとした。
★グローバルスタンダードを進めた竹中や木村剛は、(ライブドアを応援しろとは言わないが)フジとニッポン放送が画策した新株予約券発行というトンデモ手法(暴挙)は徹底批判すべきだろう。驚いたのは進歩派と思っていた経済評論家、学者先生方の多くが、新株予約券発行に対して奥歯に金槌でも挟まっているような物言いに終始していることだ。あるいは、沈黙は金を実行している連中の多いこと。結局わが身かわいさ、長いものには巻かれろ、か(もちろんこの時点で、テレビ、新聞、週刊誌などで村上ファンドのように正論を言えば、後々徹底的に干されるだろうが)。
今回の騒動は、どのような結末が待っているかも興味があるが、政治、経済、メディアの各分野で、守旧派と改革派を峻別するリトマス試験紙代わりにもなっていて、意外な人が意外に保守派だったということがあぶり出されるところも見所になっている。
いずれホリエモンの時代が来る。その時、ホリエモンが生き残っているかどうかは定かではないが、彼が夢見たことは、第二、第三のホリエモンによって、遠からず実現するだろう。