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(回答先: 「解体」ははずして「民営化」だけ通せ 投稿者 蚊取犬 日時 2005 年 4 月 08 日 00:47:35)
>蚊取犬さん 少し考えが見えてきましたが、まだ、まだ、ですよね
エンバクって知ってますか?
不具合があるのでプログラムを手直ししたら、新しいバク(虫=不具合)が出る事です。
現状では「郵政民営化」は正当な理屈が稀薄なのです。
で、反対派からそこの不備をを突かれる事になります。
それを、考慮・先読みして「法案の骨子」作ったのでバクだらけの法案ができあがり
後は、継ぎ接ぎだらけの「バクの塊のような代物」ができてしまったのです。
早々に特定局長の身分は保障となりました。郵政で不当な利益を得ているとすればこの辺の管理者のみでしょう。
大部分の郵政職員は「安給料(一般的な金融業の半分以下と言われていました)」で「真面目」に働いています。最近はサービス残業・過労死・過労自殺が問題化しているのです。
民間レベルでの「安さのアピール」は、競合企業から顧客を奪う「先行投資」の意味合いが強いのです。マイクロソフトのWindowsなどPCのオマケですが、買う時は手が出ないような金額になってしまいました。民間は(資本主義社会下で)仕方がないのですが、利益重視であり、公益を重視は2の次、3の次です。某宅配便が政府が求めた「全国ネット基準」を蹴ったのは「郵政に手の内は見せられない」との主張はあっても事実なのです。
ダンピングと言う表現もありますが、全国ネットを維持し、全国一律的な金額を維持する工夫です。同一企業内で儲かる部門から儲からない部門への資金援助をダンピングというのはどうなのでしょう?
それが、「戦略的利益の追求」ではなく、公益を維持し全国ネットを維持するために必要ならば「ダンピング」という表現は不適当だと思います。(この辺は私感です)
「解体」というのは「3事業分割」を意味しているらしいのですが、今のままで民営化すれば色々な意味でダンピング的な手法で競合企業の脅威となり得るのでしょう。その時には「儲け重視の民間企業」になっているので「本当の意味でダンピング」となり得ます。
そこで、今の「エンバク改革」ができているのです。
考え方は色々でしょうが、郵政民営化によって「国民にどのような利益」があるのか、まだ、説明が不十分です。特定民間企業の主張を代弁している気がします。